#2-17 ダブルカウント


パソコンリセッションに、行革リセッションが重なり、さらには東京三菱銀行の1兆円償却で株式はメタメタ。しかし、ハイテクが急落しなければ、PKOも打ちにくいのではという見方も出始めている。まあ、はじめから政府をあてにしちゃいかんのだが、構造変化のための苦しみなのか、ただただ苦しいだけなのか・・・。しかし、佐藤 孝行なんかが入閣しているようじゃ、行革なんてうまくいくのかと疑ってしまう。
東京三菱銀行の今度の処理で、早期是正措置がクローズアップされたが、良きにつけ悪しきにつけ、商工ファンドや日栄から目が離せなくなってきた。さっそく、今月下旬に商工ファンドの説明会がある。
さて、今日は親会社が上場企業というある会社に取材に行ってきたが、帰り道、雨に降られながら(株屋もあてにならないが、天気予報もあてにならない)疑問に思ったことがある。
それは、この会社自体、上場されて評価されているが、親会社がさらにこの会社の収益力を織り込んで評価されている。つまり、市場で、この会社の価値はダブルカウントされている。しかし、ただでさえ、日本の株式市場は金欠状態であり、ダブルカウントをしている 余裕などないはずである。そもそも、子会社を上場させなけば、こんな問題は起きないのだが・・・



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