#2-4 株主総会


株主総会のおかげで、先週は取材もできず、久々に社内で、データ整理やら資料整理をすることができた。 おかげで、毎日、定時退社。日本−ネパールの苛々する試合も見ることができた。 これで、ミツミの今期連結業績予想値(かなり固めな数値だとは思うが)がコンセンサスどうりであればいうことはなかった。

ビックバン

電機アナリストである私にとっては、ビッグバンは畑違いなのではあるが、金融機関を顧客とする富士通、沖電気、日立にとって無縁ではない。そこで、ビックバンについて少し考えてみた。 当然、プレイヤーの数は減る。どこが減るのか。私は証券会社は全滅ではないかと思いはじめた。今回の総会屋事件は 大蔵省にとって、一番うるさい存在である野村証券の弱体化を図れる絶好の機会である。おそらく、処分は先送りになり、生殺しの状態が続くであろう。野村証券が弱体化することで、証券業界の発言力は弱まる。 一方、日本の銀行は、グローバルマーケットでの熾烈な戦いが待っている。体力強化が急務である。そこで、証券ビジネスという筋肉増強剤を与える。前に大蔵省にとっては、証券会社は所詮、株屋という意識しかないという話を聞いたことがある。 実際、銀行がおかしくなった時、大蔵省が負担するコストと証券会社がおかしくなった時のコストでは、圧倒的に後者の方が軽い。 最近、日銀OBが「銀行30行、生保7社、証券全社、無くなる」と個人的見解を述べたという話を聞いた。・・・・



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