#70 京セラと富士通


京セラの伊藤社長は相変わらず、強気である。来期も景気の右肩上がりを前提に10%増収の業績見通しを立てている。 京セラは、今期、かなり通信関係で稼いだが、来期はやはり厳しいはずである。円安効果と半導体部門でどれくらいカバーできるかだが、売上高利益率の維持は難しいのでは・・・。 今期通信関係で大儲けした富士通グループが、通信関係の減益を見込んでいるのとは大きな違いである。 伊藤社長がもっとコンサバティブな業績見通しをしてくれれば、京セラに投資の魅力も出てくるのだが・・・。 また、来期は期中、下方修正ってことも・・。
まあ、京セラも富士通も連結純益ベースで、今期の一時的要因の解消で来期増益になるのは間違いなさそうなのだが。



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