半導体関連銘柄に弱気を唱えるアナリストへの上司からの風当たりが強まっています。中には、自分の意見
を曲げて、上司の指示に従い、レーティングを格上げするアナリストもいると聞いています。 確かに、出遅れ感と16Mの一時的反発で、半導体関連が強含んでいます。でも、私は、半導体5社のレーテ ィングを上げる気はさらさらありません。クリスマス商戦が終れば、また厳しい状況が起こる可能性は高いの です。 韓国が増産に走り出した可能性があります。現に後工程装置に引き合いが出だしました。ダイシング前のウ ェハーの状態での仕掛品は、かなりあるはずですから、後工程の機械さえ増やせば、すぐに供給は膨らむ可能 性があります。しかも、タイムラグがあるから、やっかいです。需給が緩み始めたころに立ち上がる可能性も あります。大手H社では、現在、抱えているダイシング前のウェハーの状態での仕掛品を1ヶ月ですべて製品 化できるそうです。市況の反発は一時的だと思います。 いま、販売サイドのコンセンサスは来年秋口からの回復がコンセンサスとなっています。某大手半導体商社 内では、来年16Mで$6の試算もあります。でも、それも、パソコンの生産が現状を維持できることが、前提で しょう。パソコンがこけたらどうなるか。 この半導体の戻りを買うのは、かなりリスキーであると考えています。
半導体が悪い悪いと騒いでいるのも飽きましたが、通信関連、パソコンが好調というのも飽きました。DV
Dももう一つ気分が乗らないし、やる気がない訳じゃないのですが・・・・。
女心と秋の空・・・・10月は相場の方も、気が変わりやすいよね。・・・・
PS.日立と東芝は台湾に原発機器を輸出していくら稼ぐんだろうね。誰か知って
る人がいたら教えてください。 |
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