最近は少し仕事をさぼっています。転職して以来、働き詰めだったので、少し専門分野を離れ、 スパークス投資顧問の阿部修平氏や元ピクテジャパンの沢上氏の本や”GANNの相場理論” などの本を読んでいます。 メルコの話によれば、今週、23日に海外市場でDRAMが反発し、今週は値を保っている 模様です。DRAMは依然、在庫過剰であるが、少し在庫調整が進展している。日本のパソコン販 売は依然好調であるのに加え、アメリカのクリスマス商戦の仕込み時期に入っている。そして、 韓国、台湾が旧盆で休みである。従って、まだ来月に入ってみなければ本格反騰がどうかは 分からないが、今後価格急落はないだろう。ちなみに、スポット価格の反騰は大口取引価格に は反映されたいない。今回の反発は全面高で、品種による差はなく、需給逼迫で上昇している 品目はない。 電機アナリストの中には、少し浮き足立った動きも見られますが、私は、半導体大手5社の 反発は、日本株式の腰の強さを示しているのではないかと思っています。 つまり、今年度の5社の決算で、半導体部門の稼いだ比率はかなり低くなります。というこ とは、来年度、半導体利益が横ばいなら、その他の部門が伸びれば増益になります。今期の下 方修正リスクに目をつぶって、前者の理屈を優先させて買いを入れるほど投資意欲は強いという ことではないでしょうか。 この理屈で買えるのは、通信部門を持つNEC、富士通、沖電気ということになります。 (ちなみに、東芝は野村の予想数字は絶対に出さないと言っているそうですから、粉飾決算を するのか、予想以上にパソコンが利益を上げているのでしょう。) 今、インデックスファンドを買っておけば、来年秋には1割くらいはとれるかも。ハイテク 株でも1割くらい狙えるものもありますが、株で1割じゃあね。まあ、ハイテク株なら米国の 方が魅力的でしょう。日本のハイテク株で今一押しは太陽誘電です。 今週から少し、店頭株のリサーチに力を入れようかなと思っています。