原発推進派のよりどころだったエネルギー投入係数の高さをクリア する太陽電池を開発。 エネルギー投入係数とは太陽電池製造に必要なエネルギーを1年間 に太陽電池が発電するエネルギーで割ったもので、キヤノンのアモル ファス太陽電池は従来7年以上だった回収期間を2年弱に短縮した。 太陽電池の寿命は、20から30年以上と非常に長く、原発以上である。 変換効率はまだ8%と低いかもしれないが、もともとただの太陽光を 100%変換しようが、1%変換しようが同じ。 今後のキヤノンの太陽電池事業に期待したい。 本業の方は、ステッパーの受注減速懸念や大手客であるヒューレッド パッカードの業況が懸念でありますが、レーザービームプリンターやバブ ルジェットプリンターの売上に占める消耗品も4割を占める状況になって きており、今後も安定した成長が期待できる。BUY。