医療現場の知人から、富士レビオの申請中の抗潰瘍薬はたいしたことなさ そうと聞きました。著名な医薬品企業のアナリストも同様な意見らしく、ピーク時 の売上はせいぜい30億円との見方をしています。富士レビオ申請の抗潰瘍薬 はH2ブロッカーと呼ばれるもの。H2ブロッカーとしては6番目で、いわゆるゾロ新薬と 言われる部類のものらしく、新薬薬価算定方式では、ゾロ新薬への薬価算定 は厳しくなっているそうです。今後、日本は胃潰瘍の治療法がヘリコバクター・ピロ リ菌を除菌する方向へ変わっていくため、H2ブロッカー市場の成長は期待できそ うもない。某外資系アナリストも富士レビオをあまり有望とは見ていないようです。