Mail#126 B2B


 B2B  米国では、そろそろIT革命のスピードに疲れを感じているようなムードが漂ってきているという意見がある。 一方、サッカーでは、負けはしたが、勝るとも劣らない日本は、IT利用については、気が遠くなるほど 遅れている。
 日本では、やっとB2B(企業間電子商取引)が立ち上がってきているが、データの交換、対象物の物流、決済がシステム 構築の3要素と思われるが、データ交換や決済のシステム構築はうまくいっても、水鳥の水かきとも言うべき、 物流部分や製造のスループットが速くならなければ、B2Bの効果は薄れてしまう。
 製造のリードタイムの短縮は、企業努力によってなされているが、ドライブすれば、分かることだが、 首都圏の交通渋滞は、ひどく、物流のスピード化には致命的。一方で、ガソリン税は、族議員の利権の ため、使われることのない道路の建設に回され、自然破壊の促進剤と成り果てている。話が横道にそれた。 とかく光ファイバーの容量拡張などデータ受け渡し部分が話題になりがちだが、渋滞解消による生産性向上( ドライバーの負荷軽減、環境破壊物質の排出抑制、省資源)も重要であると思われる。  米国では、通信インフラが整備が進む一方、物流インフラともいうべき道路の疲弊も進んでいると聞く。 ITSなど物流インフラの整備が日本の生産性を挙げる切り札の一つとなるのではないだろうか?
 さて、IT革命のB2C(企業‐消費者間電子商取引)に親和性が高いのがやはり、データのやり取り だけで物の流れが伴わない金融分野。チャートを見ていただきたい。銀行株指数は、非常に強いチャート になってきている。2度目の順次5陽連が目先天井となったが(5陽連は相場の位置によって天井を示唆する こともある)、前回の高値A点を底に切返し、再び順次5陽連を示現している。目先、先行スパンのねじれが生じる ため、トレンドに変化が生じるものの、銀行業はITをうまく活用することで、生産性の向上を図ることが できる有望な業態であり、目が離せない。
 銀行同様切返しを見せているのは、空運である。一陰介在七陽連となっており、雲の上限にまできている。 業績に悪影響を及ぼす原油高下での反騰で奇異な印象である。雲の上限が抵抗線となる可能性が高く、ここで 折り返せば、再び調整に入る可能性が高い思われるが、空運をはじめとして、陸運、海運も切返している。 陸運、海運はB2Bの水かき部分とも言える業態だけに、今後の展開には要注目。チャートで言えば、 陸運は、四陽連のあと陰線を引いており、月曜日の相場つきがポイント。海運は、強い波動を形成しており、 先高が期待される。



back to hobo page