毎年、店頭公開の某社の説明会に行くとフルーツをくれるそうです。 一昨年は、さくらんぼ。昨年はぶどうだったそうです。 食べきれないほどくれるそうなので、今年、参加するのを楽しみに していましたが、今年は残念なことに、別の会社に取材に行かなけ ればなりません。もともと、この会社は私の担当ではないのですが。 企業がくれるお土産も我々アナリストの楽しみではあるのですが、 私の担当している業界は、さすがに国際競争の激しい業界ですから、 コストに対する意識が高いのか、ほとんどお土産などはありません。 さて、金曜日に住宅着工件数の発表がありました。消費税アップ前 の駆け込みと金利の底打ち感からか、年換算で169万戸。前年同月比 18.1%の136、571万戸。年換算の150万戸超えは8ヶ月連続です。 最近、大崎電気工業に動意が見られますが、ここは売上の半分が電力 メーターで、その7〜8割が住宅向けなのです。ちなみに今期の業績 計画の前提住宅着工戸数は、148万戸前後とのことです。今、市場で はもっぱら子会社の大崎エンジニアリングの話題で盛り上がっている ようです。私は液晶製造工程とプラズマディスプレイ製造工程の近似性が分 からないのでなんとも言えませんが、この会社は液晶を動かす駆動 ICをパネルに取り付ける工程の装置を手掛けている会社のようです。