Mail#34 時短


三洋電機とソニーが動画デジカメを発売した。
H製作所が2年前に開発、発売したMPEGカメラ(テープの代わりにハードディスク を使ったもの)を思い出す。 当時、IR担当者は、社内横断的な組織で開発された初の商品ですと誇らしげだった。 帰り道に同行したファンドマネージャーは、あんなもの誰が買うんでしょかと 言っていた。その後の売れ行きは言うまでもない。もちろん、追従したメーカー はなかった。
技術志向の会社の独り善がりが生み出した典型的な商品である。 マーケティングなき巨大工場会社・H製作所を象徴する一品である。 映画で言えば、(女優オリビア・ウィリアムズは好みのタイプだったので、酷評するのは辛いが、) 今年度の最低映画と言われたケビンコスナーの『ポストマン』みたいなものである。

ソニーはパソコンとAVを結びつけるような独創的な商品を市場に送りだしているが、 忙しいアナリストにとって、とても便利な商品を出している。
ビジネステレコなのだが、多くの企業を担当しているとどうしてもスケジュール上、説明会に行けない会社 が出てくる。この時に代行の出席を後輩に依頼することになる。
後輩のノートを見ながら、録音してもらったテープを聞き、メモを起こすのだが、 この時、威力を発揮するのが、TCM-AP10 カセットレコーダーである。
デジタル音程調整機能で半分速から2倍速で再生ができるのである。
再生音を自動的に元の声色に近い形で再生できるので、聞き易い。しかも、時間を 短縮できるのである。非常に画期的な商品であり、重宝している。市場価格は約16、000円である。
忙しい方に大変、便利なグッズである。

私は、三洋の時短テレビも使っている。三洋の時短テレビもデジタル音程調整機能があれば、完璧なのだが こちらは、音声再生部分(音声の再生速度は変わらない)を適当にオミットし2分の1にする機能使っている。 文脈にかかわらず、音声をカットするので、トーク番組には向かない。 ただ、英語のできない私は、12チャンネルの日高義樹のワシントンレポートなどは時短機能で見ている。 字幕を読むだけなので、倍速再生で十分なのである。 忙しい時は、サッカーなども録画し倍速再生で見る。割と重宝している。




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