『投資の決断』 以前、ファンドマネージャーの知人から、読む価値はあまりないと聞いていた本が、図書館にあった。 さっと読めそうな分量なので、借りてみた。 著者は、著名な米国在住の日本ファンドマネージャーO氏である。 以前より、著者の書は愛読してきた。 今回は、あまり気がすすまなかったため、読んでいなかった。 いや、はや、ひどい代物である。 ところで、私はユーミンがあまり好きではない。 理由は「私は天才です。」発言なのだが・・・。 このO氏は、外国人投資家の一人として、 拓銀を潰しにかかったというので、その手口を一部公開している。 投資家の力を誇示するナルシストの前に、私は開いた口が塞がらなかった。 不愉快である。とにかく不愉快なのだ。あの麻原と重なるかさなる・・・。 このおっさんには、イマジネーションのかけらもないのか。 拓銀が崩壊し、途方にくれたのは拓銀の人達だけではなかった。 拓銀からの融資を、繋いでくれるところを見つけられない人達であった。 凝りもせず、おっさんは続ける。今度は**銀行を狙うと・・・。 |
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