Mail#2 掌


半導体のトップアナリスト若林氏のセミナーに出る機会を得た。
若林さんによれば、マイクロソフトとインテルの手のひらの上で、日本のキーデバイスメーカーは踊らされているという。
ウィンテルはIDCやデータクウェストなどと組んで、過大な需要予測を立て、DRAMやLCDなどのキーデバイスをじゃぶじゃぶにしたというのである。
しかし、ウィンテルの片割れ、インテルは非常に難しい局面を迎えているのではないかと彼は言う。同感である。確かに、ここ半年ほど変調を来しているという感じはある。
ソニーのVAIOシリーズは、インテルのチップであろうとなかろうと売れたはずだ。今後、新しいコンセプトのPCは日系AVメーカー(Sony、Panasonic)の力なくしては、生まれないのではないだろうか。 日本メーカーにも頑張ってもらいたいものである。



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