今週からいよいよ、中間決算説明会がスタートする。 なにか感じることがあれば、紹介していきたい。 最近は、同業内でも、格差が開きつつある。トップ企業と他企業の差は激しくなる。 HDD不振にもかかわらずMRヘッド外販トップのTDKでは、依然、売り手優位の展開であるし、半導体市況が軟化する中、NECの半導体工場はフル稼動である。NTTの設備投資内容の変更でも、NECと富士通はほぼ無傷なのに対して、沖電気やH製作所は大打撃を受けている。 それだけに、業界動向だけでなく、さらに深い調査が必要になる。 跛行色の強い決算発表になろう。 そして、本業の悪いところほど、将来性が高いがまだ事業規模の小さな分野をことさら全面に押し出す傾向が見受けられる。 (具体例)H製作所の電子マネー〜H製作所の半導体は64MDRAMの歩留まりがあがらない他、シンクロナス比率も低いなど深刻な状況である |
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