第七日目

 今日はセントラルパークの西側にある、自然博物館へ。ワシントンパークを横切り、W4駅から地下鉄に乗り込む。81St.駅に着くと、ホームに自然博物館はこちらとの案内があった。矢印の方に進むと改札を出たところが、すぐに博物館の入場券売場になっている。ここで、チケットを購入。見物だけのコースと、映画を見ることの出来るコース。ダイアモンドを見ることの出来るコースと選択できるのだが、アマゾンの生活を描いた映画を見ることの出来るコースを選択。12$取られた。

 入り口を入ると、鳥類の生態を剥製を使って、説明してあるフロアだった。ま、この程度はどこでもあるだろうと思いながら、次のフロアへ。バッファローやサイの剥製が展示してある。そして次は鉱物や隕石の展示。ちょっと期待とは違うなぁと思いながらフロアを突き進むと、パロサウルスのでかい化石が現れた。化石を立体的に組んであり、フロア一面に、パロサウルスの迫力が充満している。今にも、動き出しそうだ。パラサイトイブと言うゲームで、恐竜の骨が突然動き出すシーンがあるが、そのシーンを思い出してしまう。

 この博物館は妙に子供が多い。小学校や幼稚園の見学旅行のような集団が、あっちこっちに見られる。先生が、生徒にマンモスの剥製を前にして何か説明していた。英語の勉強と思って聞き耳を立てるが、なかなか聞き取れない。

 2階に上がると、でかい烏賊が、天井につるされていた。3階は中南米の装飾品が飾られている。ちょっと私の興味とは違うようだ。各フロアの隅の方には、小さいシアターがあり、そこでビデオを見ることが出来る。

 4階に登ると、これこそ、私の望んでいたもの。恐竜の化石が所狭しと展示されている。体の全部の化石が見つかったものは、きちんと組み立てられているのだが、頭の骨だけしか見つからなかったものでも、針金を使ってからだ全体を形取り、頭のところにだけ化石を配置するなどの、工夫が見られる。

 一通り見回ったところで、ランチタイム。1階に降りて、博物館のカフェテリアで昼食とする。ここも、天井には鯨のでかい模型がつるされており、青っぽい照明が雰囲気を出している。

 ランチの後はアイマックスシアターへ。アマゾンの映画を見るためだ。シアターの前はすごい行列。しかし中に入ると、席の数が多く、余裕で座れた。博物館の中にこんなでかいシアターがあると言うのはすごいことだと思う。アマゾンの映画は3Dという触れ込みどおり、迫力ある画面だ。しかし、見ている途中で意識が飛んでしまった。周りが暗い上に、シートの座り心地も良い。疲れが一気に噴き出したのだろう。ふと気がつくと映画は既に終わっていた。

 その後、再度4階に登り、恐竜の化石の写真を撮りまくる。ステゴザウルスやティラノサウルスの化石など迫力満点である。4階だけで3周くらいしただろうか。満足である。 まだ時間はあったが、2階3階を再度見学する元気はない。そこで一旦、宿泊先に戻ることにした。今日はこはま氏と再開の予定なのだが、待ち合わせ場所が、宿泊先から近いのだ。



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