第五日目 ユニバーサル・スタジオ NO4

 トラムツアーは、遊園地でよく見かける園内バスのようなもの。これに乗り込んで、スタジオ見学ツアーに出発。ところが、スタジオと言っても外から見たらただの倉庫。これに番号が付いているだけ。スタジオ23番は、何とかというドラマを撮影しているとか、スタジオ42番は○○○という映画の撮影が行われたとのアナウンスが入るのだが、全く面白くない。バスは倉庫のようなスタジオを通り抜け、住宅街へ。住宅街と言ってもこれも映画のセット。それぞれ使われた映画の題名がアナウンスされ、客は、「あ〜、なるほど。」といった歓声が漏れる。しかし私にはちんぷんかんぷん。しまったなぁとおもったら、小川の上に架かる橋の上に来た。突然橋が崩れ、バスもがくんと揺れた。やはり、ユニバーサルスタジオ、単なるスタジオツアーではないのですね。

 バスに揺られ山道を走ると今度は、古い町並みのセット。そこでバスは停車した。「レイン!」とアナウンスされた途端に、雨が降り始めた。当然、セットの雨。更に激しく「レイン、レイン、レイン!!」とアナウンスされるとセットの後ろから、爆流。バスが飲み込まれるのではないかと思うくらいに激しい激流。ここでバスは、動き出し次の目的地へ。トンネルの中に入るとバスが動かなくなった。隣では、飛行機が燃えだし、上からヘリコプターが落ちてくる。バスが激しく揺れる。客は大歓声である。トンネルを抜けると次は湖。「ジョーズ!」とアナウンスされた途端に、湖に浮かんでいた少年の人形が沈み、血が噴き出し、バスのすぐ横をジョーズが飛びかかってきた。

 それにしてもすごい迫力。至る所に仕掛けが施され、客を飽きさせない。1時間のバスツアーは、あっという間に過ぎ去ったのでした。

 最後に残したアトラクションはETライド。おなじみのETに出てくる自転車を真似たライドに乗って、アトラクション内部へ。自転車は上からつるされているのだが、スピードはそれほどでないので、安心して乗っていられる。おじいちゃんやおばあちゃんも楽しんでいる。

 ETの姿が現れたと思ったら、LAの夜景が見え、そこから更に宇宙に飛び出す幻想的な風景が続く。そして、空想の世界へ。足下に見える生き物らしいロボットが、生きているかのようにくねくね動く。

 いや〜、なかなか楽しめました。二日間でユニバーサルスタジオのほとんどのアトラクション、ショーを制覇し満足(^^)v

 会場を出るとなんと、ビートルズのコピーバンドが演奏していました。これがまた上手。顔も似ているが声も似ている。そしてコーラスもそっくり。演奏が完コピなのは当然。しかしこれほどそっくりに演奏するビートルズのコピーバンドを始めてみました。日本でもビートルズのコピーバンドはたくさんありますが、演奏は似ていても、ボーカルやコーラスで興ざめしてしまうことが多い。しかし、このバンドは、そんなことはなく、目の前で本物のビートルズが演奏しているような錯覚さえ覚える。

 しばし、ビートルズの曲を楽しんだ後は、いったホテルに戻り、べっくのコンサートに備えるのです。



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