食事の量

 昨日、無事日本に帰ってきました。やっぱり、香港は近いですね。一眠りして目が覚めたらもう日本でした。

 ところで、海外旅行(あ、今回は仕事ですけど)の欠点として、旅行の後に太ってしまうと言うことがあります。とにかく、海外はどこのレストランに行っても、出される食事の量が多い。旅行の間は、あっちこっち歩き回るので、その量でも問題ないのです。でも、帰国してからが大変。帰国してからも同じ量を食べてしまうので、一気に太ってしまうんですよね。

 今回の香港出張で気がついたというわけではないのですが、この食事の量は、彼らがいっぱい食べるからではなく、文化の違いなのかなと思うのです。

 昔から日本人の場合、「残すのはもったない。お百姓さんが汗水たらして育てたお米だから一粒残らず食べなさい。」と教えられます。食事を残すと、作ってくれた人に申し訳ないといった感情も持ちます。

 しかし、欧米人の場合、とにかく選択する事を好みます。朝食の卵焼きでも、スクランブルにするかオムレツにするかは、レストランが決めるのではなく、「自分」が決めるのです。同じように食事の量にしても、多めに出すから、自分の食べる量は自分で決めなさいと言う意味なのかなと思うのである。となると、日本と違って、食事を残しても、作った人に不快な感じを与えるわけではないのかもしれない。出された量の食事をいつも全て食べるのは、逆に「自分で選択する事の出来ない人間」というように、思われているのかも。。。。。。



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