香港出張 その1

 実は香港に来るのは、初めて。中には、年に何度も香港に遊びに来る人もいるようだ。買うか食うか。香港に来る人の興味はこのいずれかに尽きるのだろう。しかし、海外旅行の醍醐味は、美術鑑賞と音楽鑑賞だと考えている私にとって、有名なライブハウスのない香港は、自費ではまず来ることがない場所なのである。

 社費なのにエコノミーかぁとぶつぶつ言いながら、空港に行く。しかし、正規運賃での搭乗なので、ラウンジの使用を許される。航空会社は、こういうところで、正規運賃と割引運賃に差を付けているのね。でも、ラウンジの分だけ待合所を広く設け、運賃を下げた方によいのにと思うのは私だけなのだろうか。別にただでコーヒーを飲めたからと言って、その航空会社を選ぶインセンティブにはならないように思う。

 香港までは約4時間。早いものである。先日の広島出張も新幹線を利用したので片道約4時間だった。ほぼ同じ時間で香港についてしまう。夕ご飯を食べ、一眠りをすると、香港到着のアナウンス。そのまま、予約してあったタクシーでマンダリンホテルへ。マンダリンホテルに到着すると、どっと疲れが出てきた。明日からの仕事に備えて早めに寝ようとしたのだが。。。。

 パソコンをセッティングしようとして、唖然としてしまった。コンセントの形が日本と全く違う。イギリスに行ったときには、事前にアダプターを用意していたのだが、今回はすっかり忘れていた。机を色々とあけてみると、右の引出の中にコンセントが二つあり、一つは110Vに対応している。変圧器は必要ないようだ。そこで、アダプターを貸してくれと、ルームサービスに電話する。すると「ハウスキーピングに聞いてくれ」と言われ、今度はハウスキーピングに電話。やっとアダプターを持ってきてもらう。

 次に、海外の場合に利用していたMSNにアクセスしようとしたのだが、、、、パスワードが違うとかで、アクセスできない。しょうがないので日本のIIJのアクセスポイントにアクセスして、IIJのローミングサービスを探す。運良く、iijが香港のプロバイダーとローミングの契約をしていたので、香港のプロバーダーの電話番号をチェックし、そこにアクセスする。ふと時計を見ると12時を過ぎていた。メールをダウンロードして寝ることにした。香港の夜景を楽しむ時間もなかったのは悲しい。



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