日本のホテル

 日本のホテルに泊まる時にいつも思うことは、電話回線の設置場所が不自由だと言うことだ。日本のホテルがすべてそうだと言うことではないが、今回泊まっているホテルも含め、電話回線はベッドの脇にあるだけと言うことが多い。電話を使うのは、@モーニングコールか、A寝る前に他の部屋や、知り合いに電話をするくらいだろう、と考えているからだろう。

 しかし、今やインターネットの時代である。私は、ホテルを利用するときは、必ずノートパソコンを持ち歩いている。そしてメールのチェック、海外株式市況のチェックなどを行っている。つまり机の所に電話回線がないと非常に不便なのだ。

 海外のホテルの場合、私が利用したところはほとんどが、机の近くにも電話回線が用意されていた。ベッドの脇だけではなく机の上にも電話が置かれ、その電話には、脇の方にインターネット用の回線ジャックが用意されていた。つまり、机の上にパソコンを置き、電話の横についているジャックに回線を接続すれば、すぐにでもインターネットにアクセスできるようになっているのだ。

 その上、今回泊まっているホテルは、電話回線の接続方法がトーンではなくパルスである。なかなか繋がらないなぁと思い、電話番号を調べなおしたり、直接自宅に電話をしてみたりと、随分と余計な時間がかかってしまった。そういえば、ロスのホテルは、部屋に置かれた説明書に、近くにアクセスポイントのあるプロバイダーの電話番号も書いてあったなぁ。

 やはり日本はまだ、インターネットの普及は進んでいない国という事なのだろうか。早く、ホテルでのインターネットへのアクセスが、簡単に出来るようになって欲しいものである。



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