ビジネスカジュアル

 私の勤めている会社では、以前よりカジュアルフライデーを導入していたが、「この暑さでは仕事にならない」との判断から、夏の間、金曜日だけではなく全ての営業日にカジュアルデーを導入することになった。ただ、これに伴って、カジュアルの定義として、「ビジネスカジュアル」、つまり、Tシャツや半ズボン、ノースリーブは駄目よ!ということになったのだ。

 カジュアルフライデーを導入する際に、「裸と十二単以外なら何でもOK」ということで始まったカジュアルフライデーだが、さすがに目につく服装の社員が増えてきたと言うことだろう。

 確かに、カジュアルな服装で出勤するとYシャツに比べ非常に楽だし動きやすい。でも、誰だってオヤジのすね毛を見ながらの仕事では、仕事の能率は上がらないだろう。女性のノースリーブだって、気になって仕事にならない。つまり、服装というのは自分がいかに動きやすく快適に暮らすかという視点とともに、他人にとっても快適でなくてなはならないと思うのだ。

 この暑いさなかに暑苦しい背広を着ていたら本人も暑いが、周りで見ていても暑苦しく思えてくる。そう言った意味では全国的にカジュアルでの出勤が定着すると良いなぁと思うのだが、それと同時に、他人に不快な思いをさせないスタイルというものを、考えなければいけない。そう言った意味では、何でもOKというのは流石に行き過ぎ。ただ、学校の制服規制みたいに、「ソックスは白」とか「詰め襟は3cm以下」等と細々、規制するのではなく、カジュアルビジネスという形のマナーで広まることを期待したい。

 ちなみに私はというと、今月の服装代が既に通常月の4倍以上となっています。普段カジュアルの服装などは土日しか着ないので、毎日カジュアルとなると、着るものがなくなってしまうのですよ。(^^ゞ



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