7月5日よりニッキン投信情報という、投信情報を満載した週間誌に、『ボブべっくの投信講座』という連載コーナーを担当することになった。
このコーナーは、投信の販売を志す人に、投信のことを分りやすく解説していこうというコーナーである。何回連載できるか分らないが、投信の仕組みや販売にあたっての考え方、どのようなリスクが存在するか等について、「イチ」から分りやすく解説していこうと思っている。
販売に携わる人が投信のことをどこまで理解しなければならないかということに関しては、様々な意見があるだろう。投信の仕組み全般と『リスクがあるということ』を理解していれば良いと考える人もいるだろう。しかし私はそうは思わない。投資する対象がどのような性格のものなのか、その結果、経済状況が今と変わったときに、投信の基準価額はどのように影響を受けるのかといったことについて、少なくても自分で考えることが出来るようにならないと、投信を販売するのは非常に危険だと思うのである。
どの投信が、一番利回りが良くなるかは誰にも分らない。また、それを当てる必要もない。ただ、株式がどうなったときにこのファンドは基準価額がより上昇するのか、為替がどうなったときに、このファンドの基準価額は大きな値下がりをするのか、こう言ったことに関しては、お客様の質問にきちんと答えられる必要があるだろうと思うのである。
そう言ったことを考えながら、この連載コーナーを執筆していく予定である。ニッキン投信情報は金融機関向けの雑誌ではあるが、個人でも購入は可能である。興味のある方は、
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なお、投稿に当たって本名を使わず、ボブべっくと名乗っているのは以下の理由によるものですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。