再び

 今日も、ジェフベックのコンサート。一昨日は、前から35列目でしたが、今日は25列目。10列も前に来ると随分、ステージが間近に感じます。

 今日のベックは、黒の半袖シャツ(Tシャツではなく襟付き)を着て登場。一昨日に比べると、音のバランスも改善されていました。ベースの音もまぁまぁきこえてくるし、サイドギターの音もまともになったようです。曲目、演奏順序はほぼ、前回と一緒。新作WHO ELSEからの曲が、コンサートの大部分を占めていました。

 NHKの中継用テレビが入っていたこともあってか、ベックは随分ご機嫌のようでした。派手なアクションはそれほど無いのですが、飛び跳ねたり、右手を振り上げて客席を煽ったりと、いつもに比べ、ノリノリって感じ。

 ベックのギターフレーズはと言うと、これは言うまでも無し。やはり、泣かせるフレーズががんがん飛び出してきます。「哀しみの恋人達」のメロディーが聞こえてきたときなどは、何回も聞いているのにやはり、胸がどきどきしてしまいます。

 一昨日に比べ、ライトハンド奏法を多用していたように感じましたが、これは気のせいかな。。。。

 「ブルーウィンド」の途中で、弦が切れるというアクシデントがあり、リフの客席との掛け合いは今日はなし。でも、ブルーウィンドは、思わずサイドギターのジェニファーの方に双眼鏡の照準を合わせてしまいました。彼女の、早弾きをみるだけでも、この曲をライブで見る価値があると思います。ベックとツインで合わせるところは、今ひとつ呼吸が合ってないように聞こえますが、彼女のギターテクもかなりのものなのでしょう。

 しかし、2時間立ちっぱなしは、さすがに疲れます。国際フォーラムを出て、電車に乗り込み、空いた席を見つけてすぐさま座り込みました。



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