選挙

　朝、選挙に行って来た。

　それにしてもわかりにくい場所にある。地元の小学校が投票所になっているのだが、それが大きな通りに面していないのだ。バス通りから、奥の方にずずーっと歩いたところにある。地図も結構いい加減。投票所に着くまでに、近くの道をぐるぐると回ってしまった。

　個人でもお葬式の時などは、駅から順に道案内の看板を立てたり張り紙をしたりする。選挙の時にも、大きな通りやバス停、駅などから投票所への道順を、張り紙などで促してくれればよいのにと思う。地元に長く住んでいる人は、そんなことをしなくても分かるだろうが、転勤族のサラリーマンや、子供がいない家庭では、地元の小学校の場所など分からない人も多いと思う。

　選挙時間を延長するなど、昔よりは、投票に行くための環境は整ってきたように思うが、地元に長く住んでいる人以外に対する心配りが欲しいものである。

　それと、投票をして不思議に思ったのは、選挙管理人というのだろうか？投票所でずっと椅子に座って投票の様子を監視している人が、私が投票をし終わったときに「有り難うございます。」と言うのだ。別に私は感謝されることは何もしていない。自分たちの住む東京都の首長を、自分たちで選ぶという権利を行使したにすぎない。それなのに「有り難うございます。」と言われても、何とも返事のしようがない。選挙をしやすい環境を作ることは大切だが、選挙は住民の権利を行使するにすぎないのだから、「選挙に来てくれて有り難う。」と考える必要はないのではないだろうか。

　ちなみに、今日の選挙。結構、投票率が上がるかもしれない。東京都の場合、立候補者がつぶぞろい（？）でマスコミの関心が高かったこともあるが、朝に雨が降ったのも大きい。朝から天気が良かったら、外出するだろうし、一日中雨が降っていたら、家に籠もって投票に行くのもおっくうになるだろう。しかし、朝方に雨が降った後に晴れたことから、「じゃぁ、投票にでもいくか」という浮動票が結構、投票所に行くのではないかと思うのだ。でも、午後になってから、また雨が強く降り出したので、それほど投票率は上がらないのかなぁ。。。

back to my homepage