指定日配達

 最近は、郵便物の配達も、日にちや時間を指定できるようになった。独り者にとっては便利な世の中になったものである。しかし、それは、きちんと指定した時間に配達できたとしたらと言うことである。

 先週の土曜日は午後からNORIKOさんの出版パーティー。そして日曜日は一日中外出の予定があったので、郵便物を受け取るのは土曜日の午前中しかチャンスがなかった。そこで、郵便局からの配達メモを見て、土曜日の午前中に配達してくれるように、電話でお願いした。しかし、土曜日の午前中、11時をすぎても配達人がこない。以前にも同様のことがあり、結局配達されたのは午後3時だった。午前中と指定したのに。今回も、午前中と指定しても配達は午後になるのかしらと不安に思っていたところ、11時半にドアのチャイムが鳴った。

 当然、郵便配達が来たと思うだろう。そう思って私は、インターフォンに出ずに、直接ドアを開けた。普段だったら、チャイムが鳴ったときには、まず、インターフォンに出て相手が誰かを確認するのだ。そうでないと、押し売りとか、新聞勧誘に負けてしまう。

 ドアを開けると、そこに立っていたのは、郵便配達のおじさんではなく、でかい鞄を抱えた女性であった。一瞬、何が起こったのだろうと思った私に、その女性は、「押し売りではありませんから。」と言って、つかつかとドアの中に入ってきた。そして、自分はボランティアで、消費財を売っていること。売り上げは、福祉に使われると言うことを、とうとうとしゃべりだした。

 私はこういうのに弱いんです。感動するとかではなく、断りきれなくて、買ってしまうんですよ。結局、3足3,000円の靴下を買ってしまいました。普段は、1,000円3足なのに。。。

 郵便配達はどうなったかというと、私が家を出ようとした午後1時頃になってようやくやってきた。郵便局では、午後1時〜午後3時までは、午前中と言うらしい。



back to my homepage


WebMaster:Kimihiko Uchida bobubeck@can.bekkoame.ne.jp
or otherwise qzg00456@nifty.ne.jp
©copyright 1999 Kimihiko Uchida