カイシャの女

　ネット上で知り合い、その後なんだかんだとおつきあいしていただいている、NORIKOさんが本を出版することになった。題名は、『カイシャの女』。今日はその出版記念パーティーと言うことで、イル・クアードロに集う。

　パーティーの方は、立食パーティーながら、椅子の数が人数分用意してあり、落ち着いた感じで進行する。料理もなかなかいける。特に子豚の丸焼きは絶品でした。皮はカリッと焼き上がり、身の方は柔らかくとろっととろける。脳味噌もいただきましたが、これがまた美味かった。

　料理の話はこれくらいにして、『カイシャの女』の方はというと、NORIKOさんがホームページで綴ってきたお話が、加筆されて更に充実した内容となっている。女性が『こういう風に生きていこうよ』って話が、さらっと書かれているのだ。

　人生論とか女性がカイシャの中でどう仕事をしていくかって話になると、堅い話になるか単なる憂さ晴らし的な上司の欠点をあげつらう話になってしまうことが多いように思う。しかし、この本は、女性もカイシャの中で元気に前向きに楽しく生きていこうよって話がてんこ盛りである。こういう風に、さらりとかけるってのは凄いと思う。逆に、色々と経験した中でそれを笑い飛ばせるだけの実力があってこその文章なのだろう。

　この本には私ことボブべっくも登場する。ただし、この中で登場するボブべっくを私の全てだとは思わないで欲しい。NORIKOさんのホームページで私が話題になるのは、ほとんど食べ物の話だ。そして、えらい大食漢として描かれている。NORIKOさんが、ホームページの内容を中心に本を出版すると聞いたときに私は不安に思ったのだ。もしかして、その本でも、大食漢としての私が登場するのかしらと。そして出来上がった本を拝見してみると。。。。。案の定、私は『大食漢のボブべっく』として紹介されていた。ははは。

　尚学社　出版
　カイシャの女
　1999年４月15日発行
　1,200円
です。

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