タクシー

 今日もまた試験。それも試験会場は、地下鉄の最寄り駅から歩いて20分近く。会社からも1時間以上かかる。本当に勘弁して欲しい物だ。午後から、試験を受けるために会社を出て、地下鉄に乗り込む。試験会場近くの駅で地下鉄を降り、外に出る。とにかく寒い。こんな寒い中、20分以上も歩くのはたまらないと、タクシーに乗ることにする。タクシーの運ちゃんに、地図を渡し「ここまで、行ってください。場所は分かりますか?」と聞くと、「大丈夫です。」とのこと。安心して、タクシーに乗り込み、ほっと一息。

 ところが、いつまで経っても目的地に着かない。運ちゃんは手渡した地図を、逆さにしたり横にしたりしながら、「おかしいなぁ。。。。」を連発している。「おいおいおい。。。。」

 少なくても、数分で試験会場に着くはずなのに、どうも反対側に向かって突っ走っているようである。そして路肩に車を止め、自転車で巡回していた警察官を呼び止め、「○○へ行きたいんだけど。。。」

 結局、試験会場とは全く反対側を走っていることを理解し、方向転換。しかしそれでも、場所が分からず、またもや車を止め、ガソリンスタンドのお兄さんに場所を聞いている。メーターを見ると1,700円。運ちゃんは慌ててメーターを止めて、またもや走り出す。

 そのうち、同じ会社の人間が歩いているのを見かけ、試験会場はこの近くだろうと考え、「もうここで、良いです。」とタクシーを降りることにした。運ちゃんが「1,000円で良いです。」と言ったので、1,000円渡して、タクシーを降りた。うーん。1,000円も取るのかという感じである。「初乗り料金だけで結構です。」と言うべきだろう。その前に、場所が分からないのなら、最初にはっきり言って欲しいものである。いくら、料金を安くしてくれたって、失われた時間は元にはもどらないのだ。試験会場に早めについて、勉強する予定だったのに。。。。

 で、試験結果はどうだったかって?まぁ、満点は無理でしょう。何せ、重箱をつつくようなくだらない問題の連続なんだから。



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