ヒルトン

 昨日のエッセイでベイホテルに宿泊と書いたが正確にはヒルトン・ベイ・ホテルである。ベイホテルと言うからには、漫画の「HOTEL」に出てくるプラトンホテルのようにすばらしいサービスを期待していたのだが、実際はさにあらず。ひどいものであった。

 まず、部屋に入って私が最初にすることは、コンセントの位置と電話のジャックが抜き差し可能かの確認、そしてPHSの電波が届くかどうかの確認である。しかし、PHSの電波は不安定。コンセントはどこにも見つからない。探し回ってやっと、ポット用に使っているコンセントを見つけた。そして、電話はベッドの枕元。コンセントの電話のジャック口が遠いのである。

 やはり、現在のようにパソコンを持ち歩く人が増えているのであるから、いくらディズニーランド目当ての客が多いと言っても、中にはディズニーランドから帰ってきてすぐにホームページにその様子をアップしたい人だっていると思う。机のすぐ近くにコンセントと電話のジャック口は必要なのだが、その辺が理解していないようだ。

 そして次にテレビの電源を入れようとリモコンのスイッチを押す。しかし何度押してもテレビはつかない。リモコンの電池が無くなっているようだ。それではと、マニュアルで電源をつけようとしたが、スイッチがついているところのふたが壊れていてあかないのだ。なんてこった。

 そして夕ご飯。バイキング形式だったのだが、私が少々開始時間に遅れて、食堂にはいるとおかずはすべて無くなり、残っているのはチャーハンとみそ汁、それに豆腐の煮物だけ。なんで、ベイヒルトンに泊まって、こんな情けない夕食を食べなければいけないのだ。食べ物の恨みは根深いのだ。

 ベイヒルトンに宿泊と聞いて、相当期待していただけに、期待はずれの感は否めない。もっとましなサービスを提供しないと、顧客から、見捨てられますよ!



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