マイブーム

　近頃の私のマイブームは、CNBC。ディレクＴＶを購入したことは以前に書きましたが、英語の勉強をかねて、CNBC、CNN、ブルンバーグをよく見ています。CNNは思ったほどマーケット関係のニュースが多くなく、どちらかというと、スポーツとかファッションとかアジアのニュース等というように、バラエティ豊かな素材を扱っている。それに対し、ブルンバーグはマーケット関係がほとんど。しかし、画面に現れる文字数が多く、ちょっと画面がみづらい。そこで私が、好んで見るのはCNBC。インタビューもあるし、マーケット関係のニュースも結構やっている。そして、画面の下には株価を表したティッカーが静かに流れてくる。CNBCの番組の中でも私が一番好きなのは、レポーターが、ＮＹ証券取引所のフロアから、マーケット速報をしゃべくりまくるコーナー。ざわざわと取引所の興奮が伝わってくる中で、レポーターが、「マイクロソフトが業績発表して、○○ドル高！」てな具合に、叫んでいる。今の日本では忘れてしまったような、株式市場の興奮を伝えてくれます。

　そういえば、アメリカの株式市場はすごいですね。特にネット関連。業績も良かったようですが、今の業績を考えただけでは、理解できないような株価になっています。これを見ていると私はどうも89年１月の日本を思い出すんですよ。あのころの日本の株式市場はバブルのまっただ中。特に建設株の勢いがすごかった。佐藤工業が800円前後から一気に2780円まで上昇。清水建設が1000円前後から2430円まで、フジタ工が700円から2270円まで、一気に駆け登っていったのです。当時も、足下の業績だけを考えたら理解できないような株の動きでした。10年分の利益の伸びを考えて、それを一気に株価に折り込みにいったのです。

　で、今はどうなっているかと言うと、みなさんご存じの通りですよね。アメリカのネットバブルも、いつかは同じ運命をたどるのではないかと、ちょっと心配してしまいます。

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