勧誘メール

 最近、以下のようなメールを多くもらうようになった。

>>    題名:BMW当選のお知らせ
>>おめでとう御座います。
>>世界の高級スポーツ車、BMW Z3 ロードスタープレゼント企画参加資格入選のお知
>>らせです。
>>このメールは世界中の3億5千万以上のホームページ主催者の中から
>>弊社の基準で厳選に貴方を選ばせて頂きました。
>>費用等は一切かかりませんので安心してご参加ください。
>> 
>>ご案内ページ
>>http://www.xxxx.com/xx/xxxxx.htm
>>又、貴方も投資、リスク一切無しでオーナーとしてパートナになれる
>>プログラムも用意されています。
>>世界中のウェブマスターが沢山参加している証明済みのプログラムです。

 一瞬題名だけ見たら、驚きますよね。"BMW当選"、そんなことはないだろうと思ってもやはり、「もしかして・・・(^o^)」と期待してしまう。でもよく読んでみると、なんてことはない。結局、どっかで金を搾り取られるのだろう。

 似たようなメールの中には、英語で書かれてくるのもある。海外からの勧誘メールである。内容はほとんど同じ。あなたのホームページが○○に選ばれました。詳しくはhttp://xxx.xxx.xx/xxx.htmlへ。で、実際にそのサイトにアクセスすると、金を出せば何かが出来るようになるとか、何かをもらえるといった類のものである。そこのサイトのバナー広告を自分のホームページに貼り付けるようにとの依頼もあった。しかし訳の分からない、胡散臭いサイトの広告を自分のホームページに貼り付けるわけにはいかない。

 昔も、似たような商売はあった。学生相手に電話をして、「おめでとうございます。あなたが何万人の中から選ばれました。海外旅行の権利を得ることが出来ます。一度お話をしたいので、いらっしゃいませんか?」と、まずはアポを取ろうとするのである。面白そうだったので、学生時代に一度、引っかかった振りして話を聞きにいったことがある。どういう仕組みで海外旅行が当たるのだろうと思ったら、案の定、パソコンを購入すると権利が当たるというのである。そのパソコンには英語のレッスンソフトが入っているのだが、値段を聞いてびっくりした。その当時で50万。学生に出せる金額ではないのだが、ローンにしたら、1日あたりいくらですよ。コーヒーを飲むより安いでしょ。としつこく勧誘してくる。その相手は女性だったのだが、夜中の遅い時間に大変だなぁと思いつつ、システムを理解した私は、ご遠慮申し上げたのです。

 今も昔も、日本も海外も、やることは同じ。その手段が違うだけといったところでしょうか。今ニュースで大騒ぎしている、インターネット上のクロロホルム事件や青酸カリ事件も、結局はインターネットを手段としておきた事件ではあるものの、インターネットがなくても似たような通信手段、電話とか手紙を使って起こり得た事件であり、それをもってインターネットを語ることなど出来ないのではないだろうか。あくまでも、個人々々の常識で解決できるものだと思う。



back to my homepage


WebMaster:Kimihiko Uchida bobubeck@can.bekkoame.or.jp
or otherwise qzg00456@niftyserve.co.jp
©copyright 1999 Kimihiko Uchida