どこが不景気じゃぁ！

　金曜日に、久しぶりに銀座に出かけた。この不景気では、店もがらがらだろうと思ったら、さにあらず。ソニービルで待ち合わせたので、ＪＲ有楽町駅で降りて、ソニービルに向かったのだが、人が多くて前に進めないのだ。マリオンの前などは、1年前よりも人が多かったのではないだろうか。とにかく、人が多くて、前に進めない。

　お店に入っても、不景気の波を感じることは出来なかった。そんなに安い店ではなかったのだが、7時を過ぎたころには、ほぼ満員。繁盛しているのである。

　そして本日。パソコンがいかれてしまったので、新しいのを買おうと秋葉原まで出かけたのだが。。。。ＪＲ秋葉原駅は、すっごい混雑。駅員さんがメガホンで客を誘導している。改札を抜けるのが一苦労。そして、パソコンショップも人だかりだ。人は出ていても、何も買っていないのではないか？と考える人もいるだろうが、結構みんな手に、購入したパソコンや、ゲーム機器を抱えている。ちゃんと消費をしているのだ。

　そして夕食を食べるために蒲田の飲み屋に入ると。。。。隣で客が店員と話をしているのが聞こえた。「職見つかった？」「いや、まだ。」「探す気あるの？」「あんまり。」どうも、この客は10月に会社が倒産したようなのだが、それでも、飲み屋で夕食を取っている。

　そろそろ、みんな、消費を控えることに我慢できなくなっているのではないだろうか。我慢できなくなって、一気に消費爆発！と言う可能性だってないわけではないだろう。

　マスコミが不景気！不景気！と煽り立てているので財布の紐を締めていた国民も、実は、不景気に飽きてきたのではないだろうか。要は、買いたいと思わせるものを提供できるかどうかである。国の無策を批判するのではなく、企業が努力することで、緩んできた財布の紐は、簡単に開くのではないだろうか。

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