女心と秋の空

 女心と秋の空とは言いますが、ここ数日の空模様も、秋の空に負けないくらい変わりやすい。日曜日にはTOEICを受けに千駄ヶ谷まで行ったのだが、家を出るときには確かに晴れていた。快晴とまで言わないまでも、お天道様がちゃんと顔を出していた。しかし電車に乗って20分。東京駅を通り過ぎる頃には、ザーザー。そして千駄ヶ谷に着いたときには、土砂降り状態。駅から試験会場まですぐ近くだったので、濡れるのを覚悟で会場まで走ったが、そのおかげで試験結果は散々。服はびちょびちょに濡れているし、何となく寒いし、気になって試験に集中できなかった。

 昨日も、朝、家を出るときには晴れていた。当然、傘を持たずに出勤したのだが、電車を降りると、何故かポツポツと。。。。ドトールで朝御飯を取り、店を出るときには、雨は上がっていましたが。

 天気も変わりやすいが、株式市場も、猫の目のように変わっている。小渕総裁誕生で日経平均が400円以上売られたかと思うと、宮沢氏が蔵相就任との思惑で昨日は170円高。スピードの経済とは言うものの、ちょっと早すぎるような気もする。宮沢氏が蔵相に就任したとしても、その後の経済政策がどのようになるのか、経済再生を主眼とするとしても、それでは財政再建をまったく無視しても良いものなのか。その辺の議論が今後、活発になると思われる訳だし、株式市場も、もっとゆっくり政策の行方を見守る姿勢があっても良いのではないだろうか。

 早もの勝ちがいつも成り立つわけではない。後から考えれば、「あぁここで買っておけばよかったのに。」と思うのかもしれないが、焦らずに、じっくりと政策の行方、そして日本がどの方向に進もうとしているのかを見極めることも必要だろう。



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