ここ数日、関東地方は猛暑が続いているとのこと。群馬県では40度を記録したとのニュース聞き、驚いています。例年なら、「梅雨明けは、まだかなぁ」とぼやいている頃ですよね。しかし、これは低迷する日本経済にとっては、カンフル剤になる可能性もあります。
「夏は暑く、冬は寒く」が、景気にとっては一番重要です。夏が暑ければエアコンが売れるし、夏休みをとって涼しいところへ行こうと考える人も増えるでしょう。冬だって寒ければストーブや暖かい服を買って寒さをしのごうと考える人が増えるでしょう。昨年は冷夏によってエアコンの在庫がたまり、業績が悪化した会社もいくつかあったようですね。
ただし、夏が暑いと言っても、8月の終わりとか9月に入って急に暑くなっても駄目なんです。もう少しで夏も終わるとみんな思っていますから、エアコンを買わずに我慢しようと思う人も多くなりますからね。夏の初めに暑くなり、冬の初めに急激に寒くなると言うのが一番なんです。
巷では恒久減税の話が出ていますが、夏の暑さと恒久減税への期待で、低迷する日本経済が回復に向かい、秋口より効果が出始める経済対策で、景気がスパークする。そんな事を期待せずに入られません。株価も数年ぶりの連騰記録です。