会社四季報CD-ROM

 会社四季報、及び会社情報が発売される時期になりました。ファンドマネージャーにとって会社四季報はバイブルですので、まずは一通りチェックするのですが、これがなかなか面倒。途中で、挫折しそうになることも、ままあるのです。しかし最近は便利なものが出ました。そう、CD-ROM版ですよ。

 前回の四季報発売時には、会社情報CD-ROMは我々の手の届く値段だったのですが、四季報CD-ROMの方はちょっと値段が高すぎて、「誰のために出版したんだ〜!」と怒りの声を上げたくなりました。しかし今回は、四季報CD-ROM、会社情報CD-ROM、ともに手頃な値段となっています。(とは言っても、やはり会社四季報CD-ROMの方がちょっと値段は高いようですが・・・。

 会社情報CD-ROM、会社四季報CD-ROMのメリットは色々ありますが、特に、本にはないメリットを考えてみると、まず検索が簡単だというのが上げられます。実際、ソフトには「サーチ」、「検索」等のボタンが付いていて、ROE10%以上の会社とか、増益率5%以上の会社、等と指定すると、すぐに検索結果を表示してくれます。

その他のメリットを考えてみると、

@会社のコード番号を探す ・・ 笑ってしまいますが、会社のコード番号を検索するのって実は結構大変なんです。正式な会社名を知らないと、会社四季報の目次を探しても、目的の会社が見つからない事って結構あります。でもCD-ROMの会社四季報なら、一部だけでも検索は可能。例えばビクターを会社四季報の目次で探しても見つからない。正式には日本ビクター。でもCD-ROM会社四季報ではビクターで検索をかければすぐに出てくる。

Aアナログデータの検索をする ・・ この会社の株主は?取引先銀行は?危ない銀行からの借入が多い会社は?アナログデータの検索には会社四季報のCD-ROMを重宝しています。

B本の四季報よりもデータが多い。特にヒストリカルデータは、本のデータよりも随分古いデータがあるので、会社の分析をする際にも重宝します。

C本の四季報よりも字が大きく見やすい。

 等のメリットがあるのです。そんな訳で、会社情報CD-ROM、会社四季報CD-ROMの両方を買ってきてしまいました。(^^ゞ



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