水上バス

　ＧＷも最終日。今日は浅草へ向かった。本当は臨海副都心でも散策しようと計画していたのだが、ＪＲ新橋駅に着いた途端に、その計画は破棄せざるを得なくなった。ＧＷの最終日のそれも昼近く。この時間だったら、もうみんな休み明けを控えて、自宅にゆっくりしているか、それとも、帰省先から都心へ向かう車の中。ゆりかもめに乗ろう何て考えるやつはいないと踏んでいたのだ。しかし、新橋駅に着いたら、なんと、ゆりかもめに乗るための列がＪＲ新橋駅の改札口にまで溢れていたのだ。どうも、ふらんす祭り(だったかな？)を目指して老若男女が、臨海副都心へと向かっていたようだ。

　臨海副都心は諦めて、浅草は浅草寺をぶらぶらし、天ぷらそばを食べ、アサヒビールのビルの頂上で、都心のビル群を眺めながら黒生ビールを飲んだ。結構いい気分になってしまった。

　その後、浅草寺横の船着き場から水上バスに乗り込んだ。実は、東京でこういった水上バスに乗るのは初めて。水上バスに乗り込むと、すぐに窓際の席に座り込んだ。

　窓から見る景色はそれほどでもないが、川にをずっと下っていくので、様々な形の橋を楽しむことが出来る。船内に聞こえてくる案内テープも、次々に橋の名前や、その由来、建築された年代を解説してくれる。その案内を聞きながら窓から、黄色や青の橋を眺めるのも、なかなかオツであった。

　浜離宮で、水上バスは一時停止。時間がなかったので降りることは出来なかったが、緑が多く、とても綺麗な所である。今度時間のあるときには、早めに来て、浜離宮で一日ボーっとするのも良いかもしれない。

　その後バスは日の出桟橋へ。20分程度の水上ドライブであったが、ＧＷ最後の日にしてはなかなか、有意義なドライブであった。

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