モノポリー

 GW二日目は宇都宮へ。テレビニュースでは「GWも半ばを過ぎ・・・。」と表現していましたが、我々金融マンはカレンダーどおりの休みしか貰えませんから、GWは4日しかない。他の方の場合は有休を取るという手もあるのでしょうが、私の場合、転職したばかりなので有給もない。つまり2〜5日が私にとってのGWなんですよ。だから「GWは始まったばかりなのです。(^^)v」

 宇都宮には、nifty-serveのFKINYUというフォーラムで知り合った、けいりあん&TAKAKO夫妻が、家を建てて住んでいらっしゃる。そこへ、KINちゃん、テスちゃん、寒い国の預言者、そして私の4人が押し掛けていったのです。目的はモノポリー。

 私は最初、このゲームのルールをよく知らなかったのですが、聞いてみるとなかなか面白そう。双六みたいなボードを用意し、参加者には当初、決められた額のお札が配られる。そしてサイコロを振りながら、出た目の数だけ駒を進め、そこに記された土地を購入することが出来るんです。ところが、その土地が既に他の参加者によって購入されていた場合には、レンタル料を払わなければならない。そこの土地に家を建てたり、ホテルを建てるとレンタル料が跳ね上がり、自分の持ち金だけでは払えなくなる。そうなったときには、保有している土地を担保に金を借りることが出来るんですが、その担保さえなくなったら、その参加者は負け。詳しくはこちらのサイトを参照してみてください。

 ま、簡単に言うと、土地転がし版の双六みたいなものなのですが、集まったメンバーが全て金融関係者、及び、もと金融関係者。徐々に白熱してくるんですよ。当初は、サイコロの目だけ駒を進め、そこの土地を購入するのですが、その間は、みんな大人しくサイコロを振り、指定された土地を地道に買っていくのです。しかし一通り購入し終わった後は、参加者同士で、土地を売買できる。これが、モノポリーの面白さ。そして、金融関係者同士の交渉は、それはそれは厳しいものなのです。いかに自分に有利に交渉を進め、有利な土地を手に入れて、レンタル料を引き上げることが出来るかが勝負の分かれ目となりますから、交渉次第で、勝ち負けが見えてくる。

 TAKAKOさんなんて、私が、「この土地と交換しませんか?」と言っても「その条件では私にとっては魅力がない。出直してきなさい。」と、けんもほろろ。

 更に、金融関係者ばかりですから、ルールも実体にあわせて変えようと言うことになり、担保を入れて資金を借り入れた場合には金利を、1周する毎に払う事になりました。その上ホテルはJVで建てられるようにしようとか、銀行もプレーに参加して、金利競争を出来るようにしようとか、金利の額を変動制にしようとか・・・。いろいろと面白い提案が出てきました。さすがに、買った不動産でファンドを組んで不動産投資信託にして売り出すという話になると、ちょっとゲームとしては成り立たなくなってしまいますね・・。

 モノポリーに興じている間に、1日は過ぎてしまいました。


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