マシン・トラブル

 入院してからの1週間は、全くネットにアクセスすることが出来なかった。ネットから隔離された状態にあったわけだ。禁断症状が出始めていたので((^^ゞ)退院してからは、貪るようにネットサーフィンに明け暮れた。

 私は、電子メールソフトに電信八号を利用している。これは、メールを読んだり書いたりするエディターを自分で指定できる。秀丸をエディターとして指定することで、秀丸のマクロを利用しながら、電子メールソフトを使うことが出来るという利点があるのだ。しかし、メールにURLが書かれてあったとしても、これをクリックして、そのページに飛ぶと言うことが出来ない。電信八号用に、URLをhttpアドレスとして認識し、これをクリックするとブラウザが立ち上がってそのページに飛ぶことが出来るようにするソフトはあるのだが、毎回メールを読む度にそのソフトを立ち上げるのが面倒で、利用していないのだ。

 ところが、emtermの姉妹品でemediterというエディターは、エディターでありながら、URLを認識して、その部分をクリックするとブラウザと連動して、そのページにアクセスできることが分かった。早速、emediterをダウンロードしてインスツール。電信八号用のエディターとして、emediterを指定し、メールを読んでみる。メール内にURLが書かれていると、ブラウザと同様に下線が入り字の色が青に変わる。おぉぉ!期待していたとおりだぁ!と私は小躍りした。すぐに、青色に字の色が変わったURLを記載した部分をクリックしてみる。しかし、いくらクリックしてみても、ブラウザは立ち上がらないし、ブラウザを立ち上げた後にクリックしても、そのページに飛ぶこともできない。何故だ!何故なんだぁ!

 emediterのヘルプを読んでみると意外なことが分かった。インターネットエクスプローラーがインスツールされていないとこの機能は使えないと言うのだ。指定するブラウザはネットスケープでもかまわないのだが、まずはインターネットエクスプローラーをインスツールしないとこの機能は使えないらしい。

 以前、インターネットエクスプローラー4.0をインスツールしたときには、私のマシンはうんともすんとも言わなくなった。その経験があるのでインターネットエクスプローラーをインスツールするのは気が進まなかったが、マイクロソフトのホームページを見てみると、4.01にバージョンアップした段階で、以前のバグは全て解消されたと書かれてある。また、マシンがおかしくなっても前回と同様、セーフモードにしてアンインスツールをすることで、解決は可能と考え、再度、インターネットエクスプローラー04.01をインスツールする事にした。

 しかし、案の定、インスツールの途中でマシンは動かなくなった。勘弁して欲しい。マイクロソフトももう少しまともなソフトは作れないものなのだろうか。いくらフリーでダウンロードできるからと言って、インスツールした途端に動かなくなるソフトを「配布しないで欲しい。そう思いながら、マシンをリセットして、セーフモードで立ち上げなおした。セーフモードでコントロールパネルを開き、ソフトの削除を選択して、インターネットエクスプローラー4.01のアンインスツールを実行する。この際、もっと注意深く、メッセージを読むべきだった。多分共有dllファイルをどうするかと聞いてきた際に、これを削除すると選んでしまったみたいなのだ。マシンはインターネットエクスプローラーをアンインスツールした後も全く動かない。なだめてもすかしても、私の言うことを全く聞いてくれなくなったのだ。

 その上、最初にセーフモードを立ち上げたときには確かにあった、コントロールパネルというフォルダーも跡形もなく消えてしまった。これは最終手段、WINDOWS95を再インスツールするしかないと覚悟を決め、CD-ROMをドライブに入れ、リセットボタンを押す。しかし、何も動かない。セーフモードで調べてみると、CD-ROMドライブを認識していないことが分かった。windowsフォルダーにあるsystem.dat、user.datを、日付が直近現在を表しているバックアップファイルに書き換えてみるが、これも全く効果無し。逆にセーフモードでのエラーメッセージが文字化けするようになってしまった。

 あぁ、どうすればよいのだろう。新しいマシンをゲットしたので、現在のマシンは諦めても良いのだが、この新しいマシンがいつ届くのかが定かではない。2月末から3月末にかけて発送されるらしく、それまでの間、どうしようか頭が痛い。現在はをサブノートを使ってアップしているが、3月上旬には、自宅のマシンにインスツールされているソフトとそのデータが必要になる。今使っているサブノートでは対応できないのだ。悩める日々はまだまだ続きそうだ。


back to my homepage


WebMaster:Kimihiko Uchida bobubeck@can.bekkoame.or.jp
or otherwise qzg00456@niftyserve.or.jp
©copyright 1998 Kimihiko Uchida