バイオハザード2

 ここのところ、休み無しで働いていたので、今日は久しぶりの休日。働いたと言っても、土日は単なる事務作業。自慢するほどのことではないのですが、普段の仕事よりも、事務作業の方がストレスが溜まるんですよね。特に精神的なストレスが・・。このストレスが脂肪となってお腹に付かないかちょっと心配です。

 そんな訳で久しぶりにお休みとなった今日は、朝からゲーム三昧。先日発売になったバイオハザード2を一日中やってました。このソフトは本来なら、昨年の春くらいに発売されると言われていたのですが、何度か発売延期になり、先月の終わりにやっと発売されたのです。発売当日にゲーム屋さんに行くと案の定、数人が予約券を持って並んでいました。私は予約をしていなかったので買えるかどうか不安だっったのですが、別に問題なく買うことが出来ました。

 バイオハザード2の製造元であるカプコンは、このソフトを200万枚は売れると見込んでいるようです。前回の"バイオハザード"は、1996年3月に発売され、前評判は高くなかったものの、じわじわと売れ出して、結局200万枚売れたのです。発売当時カプコンは、「大人のRPGを作りたかった」と、バイオハザード制作のきっかけを披露していました。

 そして今回のバイオハザード2は、バイオハザードを上回る作品に仕上がっていると期待して、たくさんの人が購入するはずです。私も発売当日に買ったんですから。

 で、プレイしてみた感想なんですが。思ったよりあっけなく終わったというのが実感です。映像はさすがに前回よりも、リアルに表現されていました。主人公の動きなんかは、本当に映画を見ているようです。主人公が階段を上るときや、銃を撃つときの動きなんかは、ゲームとは思えないほど迫力があります。背景も、CGとは思えないほどリアルです。でも、ストーリーやゲーム性は前回とそれほど変わらない。いや、ちょっと簡単になったかもしれません。だって購入して1週間も経たずに、終わらすことが出来るんですから。

 今回のゲームの特徴は裏プレイ。主人公が二人いるんですが、最初は、そのうちの片方を選択して、最後までゲームをプレイするんです。そして、そのデータを使ってもう一度最初からプレイすると、もう一人の主人公のプレイを、楽しむことが出来るという特徴が売り物のようです。主人公は二人ですから、それぞれを最初からプレイして、その後に同じデータを使ってもう一人の主人公でプレイすると合計4通りのストーリーを楽しむことが出来ます。

 でも、RPGゲーム本来の楽しみは、そのストーリー性にあります。FF7の時にも感じましたが、最近のRPGは画像がリアルになり、手が込んでいるなぁと感じる反面、ストーリーは単純になっているように感じます。スーパーファミコン時代にRPGにのめり込んだ人達にとっては、ちょっと物足りないようなゲームが多くなったように思います。そして単純なストーリーをカバーするために、今回のバイオハザード2のように、同じストーリーを違う主人公が追っていく展開でバラエティを持たせようとしているのでしょうか。

 RPGファンの私としては、もっと骨太のストーリー展開を楽しめるRPGが再度、登場することを願っております。


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