陥入爪

 今日は、昼で会社を早退し、病院に行って来ました。体調が悪くなったわけではないのですが、ちょっと足の爪の具合が悪い。随分前から、爪が巻き込んでしまい(いわゆる巻き爪)爪を切るときに難儀していたのですが、最近は爪の回りが赤くはれ、痒みを伴ってきた。化膿して膿が出だすと、痛くて歩くのもままならなくなるらしいのですが、そこまでは悪化していません。でも、早いうちに治しておいた方が良いかなと思い、自宅近くの整形外科に足を運んだのです。

 随分待たされたあげく、病室にはいると、若いお兄ちゃんが偉そうに「どうしたの」と聞いてきました。どう見ても私より随分と年下。大学出たてって感じ。このお兄ちゃんに手術して貰うのは、ちょっと不安と思ってしまいましたよ。ま、若いから下手って事はないだろうけれども、やはり、安心感という意味では、ある程度の年の方の方が、熟練を感じさせます。あまり、年老いて指がふるえるようなお医者さんに手術して貰うのも怖いですけれども。

 陥入爪の治療は、爪を切る手術をするんです。前日にinternetで色々と調べておきましたから。どういう治療をするのかは既に頭の中に入っていました。巻き爪の所に麻酔をうって、爪を縦に切り取るんです。肉に巻き込んでいる爪を切り取って、膿を出し、消毒する。これが陥入爪の治療のようです。

 一応、医者に患部を診せると、案の定「これは手術しかないなぁ」との返答。「そうですか」と答えると、「何時が良いかなぁ、○○先生は何時、空いているかなぁ・・・。」と、師事した先生のことか、それともこの病院のもっと偉い先生のことなのか、○○先生のスケジュールを電話で確認している。やはり不安・・。

 その後、「水曜日は明いていますか。」と聞いてきた。ま、もう一日くらいなら休めるだろうと思ったら、「その後、1週間〜2週間通って貰いますから」とのこと。毎日傷口を消毒しなければならないので、通院が必要らしい。

 そりゃまずい。いくら何でも1週間以上、半日公休をとり続けるのはちょっとまずい。ちょっと会社を抜け出してと言うわけには行かない。なにせ自宅近くの病院なのだから、会社からは1時間近くかかるのだ。

 「通うのはちょっと無理なので、それなら、会社近くの病院で、もう一度診察して貰います。」と言って、抗生物質だけもらって帰ってきた。せっかく覚悟を決めて病院に行ったのに、残念だ。なにせ痛そうな手術(といっても外来手術でオッケーなのでそれほど時間はかからないらしい)なので、診察に行くときには、朝から相当な覚悟をしなければならないのだから。


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