12月28日

CD-ROM会社情報

 日本経済新聞社から発売されている『CD-ROM会社情報』と言うのを買ってきました。四半期に一度日経新聞では『会社情報』という上場企業、店頭企業の業績やその他の情報を一覧にした本を発売していますが、私が買ってきたのはこれのCD-ROM版。早速インスツールして使ってみましたが、これが結構使えるんです。

 『会社情報』に比べ『CD-ROM会社情報』の方が使いやすい点は第一に、会社を検索する時にコード番号や会社名を入力すると、直ぐにその会社の情報を見ることが出来る点です。本だったら、まず、索引で知りたい会社のコード番号を調べ、次にそのコード番号のページを探さなければならない。これがCD-ROMだったら、会社名の入力一発で出てくる。正式な会社名が分からなくて会社名での検索が不可能なときでも、全社の一覧表の中から、調べたい企業を探し出してそこをクリックするだけでおっけーなんです。結構単純ですが、これが一番便利。

 スクリーニングが可能な点も、魅力です。損益計算書や財務諸表からの検索は会社のデータベースからでも簡単に出来るので、それほど、魅力ではありませんが、株主や取引銀行など、アナログデータの検索は、このCD-ROMでなければ難しいですよね。

 過去の業績について、『会社情報』よりも古いデータを調べることが出来るのも魅力です。『CD-ROM会社情報』では、なんと過去10期分の業績推移をチェックすることが出来るんです。これは嬉しい。会社のデータでも調べることは可能なんですが、自宅でちょこちょこっと調べるときなんかに、簡単に過去10年分の業績推移を調べられるのは、ありがたいですね。

 ただ難点は、データをコピーできないことです。過去の業績推移データをエクセルにコピーして、自分の使いやすいようにデータ加工をすることが出来ないと言うのは、大きなマイナス点です。つまり、自分の取材で得た情報と掛け合わせて、業績予想をより確度の高い物にすると言った手法を取る場合に、いちいち手入力で、データを移し替えなければならないからです。日経新聞の方では多分、データを簡単にコピーできると著作権を乱用されると考えているのでしょうが、何とかして欲しいものです。データをコピーできるようにしてくれれば年間契約しても良いと思っているんですから。




終電

 昨日は市ヶ谷で飲んでいたのですが、解散したのは11:30。終電が間に合うかどうかの瀬戸際でした。まずは曙橋駅から都営新宿線で新宿へ。その後山手線で品川まで行き、京浜東北線に乗り換える予定でした。銀座線で新橋まで行きそこで乗り換えるという案もありましたが、銀座線の終電時間が分からない。その上、JRが一番終電が遅いだろうとの予測の元に、新宿−品川−蒲田と帰るのが一番確実だろうと考えたのですが・・・。

 山手線に乗って、目黒まで来たところで、電車が立ち往生してしまったのです。構内放送では『品川で事故が発生し、各駅に電車が停車している』とのことでした。ここで私は考えました。このまま山手線に乗って、電車が動き出すのを待っていたとしても、品川で京浜東北線に乗れるかどうか分からない。京浜東北線の終電が終わってしまったら、結局品川からタクシーを使わなければならないと。タクシーを使うのは避けたい。

 そこまで考えて私は、慌てて山手線を降りて、東急目蒲線の駅に向かいました。目蒲線なら、直接蒲田に向かうから、目黒で電車に乗れれば確実に蒲田に辿り着くと考えたのです。急いで東急目黒駅まで走り、電車に飛び乗ったのです。しかし、なかなか電車が発車しない。JRが動いていないので、乗客を待っているとの放送が入りました。そして発車。社内放送で、『この電車は、最終の奥沢行き』とのこと・・・。え?

 結局、目蒲線の奥沢駅で電車を降り、タクシーに乗る羽目に。(T_T) よく考えてみれば、山手線が遅れたとしても、品川駅で、京浜東北線は、山手線が品川に着くまで待っているはず。慌てて目蒲線に乗り換えずに、そのまま我慢して山手線に乗っているべきでした。

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