1200兆円

 今日は、スピードの経済の著者である伊藤洋一さん、澤上投資顧問の澤上さんのお二人と昼食をご一緒させていただきました。11時20分に九段下のグランドパレスのロビーで待っていると、まずは伊藤さんがさっそうと登場、その後に澤上さんがやってきました。澤上さんとは初対面だったのでまずは名刺交換、そして、澤上さんの提案で、カレーライスを食べることにしました。ホテルエドモンドの1Fにあるカレー屋さん。カレー屋さんと言ってもホテルの中にあるのでとってもお洒落な内装です。そしてカレーをバイキング形式で食べられるのです。カレーのバイキングなんて私には初めて。まずはお皿を持ってご飯を盛る。白米とサフランライスのふた通りが用意されている。そしてカレーの方も甘口、中辛、辛口、具もチキン、ロース、ビーフと盛りだくさん。その他にもお総菜やサラダが用意してありましたし、デザートも小さいケーキが数種類、そしてババロアやゼリーと好きなだけお皿に盛ることが出来ます。

 カレーライスを食べながら、いろんなお話をうかがいました。やはり一番印象に残ったのは現在の個人金融資産の動向。私のエッセイでも何度か紹介していますが、多数の調査機関による報告では、個人金融資産はより安全度を高めていることがわかる。この低金利にもかかわらず、パフォーマンスよりは安全度をより重視し、多様な商品の登場には不安のほうが大きいと答えている人たちが多いのである。しかし、澤上さんのお話では、今まで銀行預金しか利用したことがなかったような多くの人達が、澤上さんの所に相談に来るというのである。「リスクがありますよ」という澤上さんのお話にも、それに耐えるだけの期間と理解を持って、資産を金利より有利に運用したいと願っているというのである。澤上さんはこういった現状を目の当たりにして、この業界、そして澤上さんの経営している会社の将来にとてつもない潜在力を感じると、熱く語ってくれた。

 私の現状への理解は、最初に述べたとおりである。しかしながら、統計に出ないながらも、実は個人金融資産はじわじわと銀行預金からより有利な商品へ、リスクを受け入れる形で動いているのかもしれない。せいぜい外貨預金や外債投資に流れているだけだと考えていたが、株式などのリスクのある商品へも少しずつ流れているのかもしれない。投信業界や投資顧問業界が、そういった顧客のニーズに応えていける商品を出すことが出来れば、この動きを一気に加速させることも可能なのかもしれませんね。

 3人とも十分お腹がいっぱいになったので、お店を出て解散。私と伊藤さんは、地下鉄の駅に向かいました。それにしてもちょっと食べ過ぎてしまったようです。バイキングという制度は、おかわりしないと損した気になってしまいます。カレーライスを一杯目は白米、二杯目はサフランライスと両方試そうとしたのが失敗の元でした。その上、チキンカレーもビーフカレーもとっても旨い。店を出たときには、お腹がパンパンで、歩くのがちょっと苦しかったくらいです。

 お声をかけていただいた、伊藤さん、有り難うございました。m(__)m

 そして、澤上さん、色々お話ししていただいた上、ごちそうにまでなってしまって。有り難うございました。今後とも宜しくお願いします。m(__)m




メモ帳

 みなさんはメモ帳として何を使っているでしょうか。私は、このエッセイでも紹介したとおり、背広の胸ポケットにザウルスをいつも忍ばせています。そして、何か気が付いたときは、『手書きメモ機能』を使ってメモしています。でもこれって結構恥ずかしいんですよね。いかにも、自慢しているみたいで。

 昼食時に澤上サンがメモをしようとして取り出したのは名刺大の白い紙でした。最初は名刺を探しているのかなと思ったんです。でもよく見てみると、紙には何も字が書かれていない。単なるメモ用紙なんです。これは便利だなと思いましたね。普通のメモ帳だと、冊子になっているので必要が無くなっても捨てることが出来ない。しかし名刺大の紙なら、思いついたときにスラスラ〜っとメモって胸ポケットに入れておき、必要が無くなったらすぐに捨てることが出来る。なかなか上手いやり方だと思いました。私の場合、胸ポケットにしまったまま、忘れてクリーニングに出してしまいそうですが・・。(^^ゞ

 


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