魯句(ロク)

 昨日は久しぶりに、しらさんと飲みました。 丸善の入り口に7時に待ち合わせ。良い店を開拓したからそこに行こうとの、しらさんの提案で、日本橋のビッグエコーの横の小道を二人で入っていく。お店の名前は魯句。入り口の戸を開けると、カウンターだけの品の良い小料理屋さんのような内装。二階へと言われて二階に上がると、大きめのテーブルと板の間。板の間にしらさんと二人で座り、まずはビール。ここは日本酒がお奨めらしい。ビールを飲み終わってからは日本酒を注文する。これが美味かった。出羽桜の大吟醸。フルーティーなおいしさに思わず「おかわり!」を連発してしまう。

 何を食べたのかは忘れてしまった。とにかく、日本酒を二人で飲みまくった。しかし私も最近は年を取ったものである。若い頃なら、何倍飲んでも酔わなかったが、最近は、すぐにいい気分になってしまう。しらさんとの話も、株式市場の話から、金融政策、そして、パソコンの話、目まぐるしく変わっていく。そこで面白い話を聞いた。日銀のinternet上のサーバーはどうやってファイアーウオールを作っているのか興味があったのだが、どうも、日銀内のサーバーは使わずに、外部のサーバーを利用しているだけとのこと。なるほど、一番確実なセキュリティーですよね。

 ふと時計を見ると11時だ。明日も仕事があると言うことで、二人で京浜東北線に乗り、帰途についたのでした。


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