今回の連休はみなさん何をしていましたか?せっかくの連休なのに、外は雨。台風が近づいているとかで、冴えない天気が三日間続きましたね。私はずっと自宅にこもっていたので、雨が降ろうが槍が降ろうが、関係ありません。(^^ゞ
三日間、時間がたっぷりあるので、たくさん本が読めるなと期待していたのですが、結局全く読むことが出来ませんでした。何故なら、FFTが終わらないのです。FFTとはファイナル・ファンタジー・タクティクスの略でスクウェアから出されているシミュレーションRPG。連休前半で終われるかと思っていたのだけれども、全然終わらない。このゲームはFFやドラクエとはちょっと違い、味方のキャラや敵のキャラが一体ずつ別々に行動する。で、それぞれのキャラが行動する順番が、それぞれのキャラに固有のSpeedというパラメーターに依存するのだ。場所を移動する時にも、升目があって、その升目の範囲内で動くことになる。そしてこれも、各キャラに固有のパラメーターに依存する。チェスや将棋のようなゲームなのです。チェスや将棋との違いは、魔法やアイテムを使ったり、味方のキャラが死んでも、生き返らせたり出来ることですね。
結局3連休は、FFTに終わってしまったが、internetは相変わらず、アクセスしてます。メールをチェックして、ホームページをメンテして。そしてお友達のホームページを覗いて・・。
15日付のNORIKOさんのエッセイは感動しました。こういう味のある文章を私も書けるようになりたいなと思いますね。internetとのつきあい方がとっても自然な上、自分の居場所がしっかり分かっているという感じがします。伊藤師匠のホームページでは、私のことも書かれていました。あんなにしゃべるのに、ホームページはさぼり気味だとのこと。私は口数少ない方だと思うのですが・・・(^^ゞ。エッセイの方はなるべく毎日更新しようと思います。>伊藤師匠殿
今回の連休で、いくつかのコーナーを更新しました。新聞記事のページも更新。本日の日経に載っていた、外資系が投信に参入という記事もアップしています。この記事を読むと、投信はこれから、戦国時代に突入すると言うことが見えてきます。銀行窓販が始まることで、外資系がここぞとばかりに参入してくるらしい。販売チャネルが増えても、現在のマーケットは縮小し続けているのにねぇ。直販が始まったって、全然資産は増えない。外資系企業だって、全体の資産が増えても、個別ファンドの資産は株式オープンを中心に減少気味である。そんな中で、10社以上も参入してきたら、それこそ、食い合いになるのだろう。MMFだけでは、投信はやっていけない。国内債のファンドはこの低金利だから、金利上昇のリスクにおびえながら運用しなければならない。外債のファンドは為替が分からない。A・B型と分けて、ヘッジを顧客の好みで選べるようにするという手もあるが、これでは、長期的な資金を集めていくのは難しい。やはり顧客は、短期的な為替の動向でファンドを売買してしまいがちです。(本当に"顧客が"なのかはわかりませんけどね)
そして株式市場は、横這い圏で当面推移すると言われている。18,000〜21,000のレンジでの推移が続くうちは、株式投信だって、米国のような、資産増にはならないでしょう。株式投信が米国のような成長を見せるためには株式市場が右肩上がりに復さなければならない。いくら優秀なファンドマネージャーだって、株式全体が下がるときには基準価額が全く下がらないと言うわけには行かない。その上、株式投信の資産は、良いファンドが一本あったからと言って、それに全ての資産が集まるわけではなく、どのファンドを見てもそこそこの成績になっているという状況になって初めて、資産が増えるのだ。そのためには、株式市場が、緩やかでも良いから右肩上がりにならなければならない。そしてそう言った状況になるためには、やはり、会社の経営者が、株主の持ち分を増やす、株主の利益を増やすと言うことを第一目標に経営を進めるようにならなければならない。某外資系の試算ではEVAという考え方によって、日本の会社は、バブル崩壊以降に株主の価値を数兆円減らしたとのことだ。こういう状況の中では、株式が右肩上がりになること何てあり得ない。結局、上場会社が、株主のための経営をすることが出来るかにかかってくると思う。
2年前くらいであろうか。TDKと言う会社が、「株主のための経営」を宣言した。何時TDKの株式を購入した株主も儲けさせます。儲けさせる経営をしますと、新聞紙上で発表したのです。当時はそんなことできっこない。株式市場なんて、上がったり下がったり、会社の思い通りになんかならないよと言う意見が体勢でした。しかし、結果はご覧の通り。(見れないっちゅうに・・。(^^ゞ)
結局、株式を公開している以上、会社は株主の物、そして、株主に儲けてもらうために経営をしていくんだという強い意志がないと、そして、そう言う会社が上場株式・店頭株式の大半を占めるようにならないと、本当の意味での、株式市場の復活にはならないし、株式投信の再生にもならないと思うのです。それまでは、ファンドマネージャーも、国内の景気動向、為替動向に振られ、マーケットリスクの高い運用とならざるを得ないのでしょう。