お好み焼き

 本日は、部の若い者が異動になったことから、送別会が開かれた。異動と言っても、 別会社に移るわけではなく、社内の違う部署に移るだけなのだが、フロアも変わるし少々寂しくなる。それよりも、大きいのは彼のやっていた仕事が、部内で分担する形で、私にも回ってきたのだ。 彼は部内で一番若いこともあり、結構細々としたことをやってくれていたのだ。これを私がやるとなると、社外に出られる時間も限られてくる。会社訪問を運用の旨としている私にとっては少々つらい。ま、不平不満はこれくらいにして・・・。

 送別会は人形町の松浪というお好み焼きやさんで行われた。外から見ると伝統と格式を感じるような木造の入り口であるが、中にはいると普通の畳の部屋に鉄板が広がっていた。そこで、まずは鉄板焼きでホタテ、蛤、牛肉などを焼く。私のことをご存じの方なら想像できるだろうが、いつもの通り私は、何もせずに、焼き上がるのを待つだけである。ホタテは普通の大きさだったが、蛤がでかくてとても上手かった。そのあと、お好み焼きが始まる。お好み焼きとかもんじゃ焼きというのは私には食べ慣れていない物なのだが、どうも、お菓子のような気がして、食べた気がしない。やっぱり、食事として扱うには少々物足りないのだ。量がと言うことではない。味が、一日三食の味としては、格が落ちるのである。ポテトチップを食べているような気がするのだ。お祭りの時に、夜店で買って歩きながら食べる時には、美味しいと感じるんだけどなぁ。しかし、お酒は美味しかった。この店のお酒だと言っていたが、松浪という大吟醸をいただいた。濃厚な味わいは、お好み焼きの味すらも、格調高い物に感じさせてくれる。

 その後焼きそばを焼き、最後にあんこ巻きとなった。私は最近になって、あんこ巻き、あんず巻きと言う食べ物を知ったのだ。あんこというのは、焼くこと(熱を通す)で、何故あんなに美味しくなるのだろう。ダイエット中の身である私にとっては、非常に辛い食べ物であったがやはり、こういう席では残すわけには行かない。しっかり、勧められるままに2個も食べてしまったではないか・・・。あれ?3個だったかな。(^^ゞ

 そんなわけで、本日の送別会は、あっさりと一次会で終わった。異動する彼は役員に連れられて夜の街に消えていった。明日元気な顔を見せてくれることを期待したい。


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