電子辞書

 英和辞書として、今まではシャープの4000円くらいの安物の電子辞書を使っていた。ま、パソコンには強力な英和辞書をインスツールしているし、持ち歩く分には安物で十分と考えていたのだ。しかし、この辞書、熟語の数が少なく、ペーパーバックを読んでいて、意味が分からない単語や口語表現を調べても、殆ど掲載されていないのだ。単語の意味が羅列されているだけ。ハリーポッターの新作を原書で読んでいたのだが、辞書を調べても意味が通じないところばかり。そこで、ビッグカメラに賭け込み、それなりの値段の電子辞書を購入した。それが、SEIKOのSR9100。定価38,000円がなんと19,800円。

 使ってみると、これがなかなか凄い。新英和中辞典、新和英中辞典、そしてリーダーズ英和辞典と広辞苑が収録されているのだが、リーダーズは何と収録語数26万語。実際にペーパーバックを読みながら調べてみると、殆ど掲載されていない単語がない。口語的な表現、スラングなど、殆どの見なれない単語が、この辞書を調べると、ちゃんと掲載されている。そのうえ、新英和中辞典の方は、熟語、口語表現などが豊富に収録されている。会話表現などで、単語は全部分かるけど、意味が全然分からないよ〜というような表現も、この電子辞書を調べるとちゃんと掲載されているのだ。

 英語の上達には、良い辞書を持つことだと良く言われるが、この辞書を使っていると、なるほどとすら思えてくる。現在、挑戦しているのはシドニーシェルダンの新作。これはそれほど難しい英語が使われていないので、辞書無しでも何とか読みこなせるが、辞書で一つ一つ熟語や会話表現を調べると、映画を見ているように頭に情景が浮かんでくる。今や毎日持ち歩く、私の必携電子器具の一つになっている。



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