駅ビル

 JR蒲田駅は東口にパリオ、西口にサンカマタという駅ビルがある。両駅ビルともにJR東日本の子会社、蒲田ステーションビル株式会社が運営するビルなので両ビルで競争していると言うわけではないのだろうが、昨年から随分活気が出てきた。

 最初は、昨年春に行われたパリオの全面大改装。この改装後、パリオには、大きな書店、ヴァージン(CD屋)等がテナントとして入った。それまでは女性向の洋服店ばかりだったのでパリオを利用する事はなかったのだが、改装後は、結構利用するようになった。書店は夜遅くまで開いているので会社帰りでも全然オッケー。店内には椅子が至る所においてあり、買う前に椅子に座ってゆっくり読むことも出来る。ヴァージンレコードの方も、だだっ広いフロアにあらゆるジャンルのCDが整然と並べてあり、選びがいがある。また、レストラン街には、紅虎と言う中華料理店も出店している。ここの餃子は肉が一杯詰まっていてなかなか美味い。牛肉丼もちょっと甘めだが、肉がたっぷりご飯の上に盛られており、食べごたえがあるのだ。

 随分便利になったなぁと思っていたら、今度はサンカマタも経営努力を見せ始めた。なんとテナントとしてユニクロを呼んだのだ。今まで、近くにユニクロはなく車も持っていないので、ユニクロの存在は株式市場を通じて知っていても、実際に店舗を利用した事はなかった。

 駅ビルが充実する事は、ゆっくりとショッピングをする時間のない独身サラリーマンにとっては実にありがたい。デフレの時代、小売業者にとっては苦しい時代であろうが、その中での経営努力は、我々にとって更に便利な生活を提供してくれるのである。



back to my homepage


WebMaster:bobubeck bobubeck@can.bekkoame.ne.jp
©copyright 2001 bobubeck