犯罪の増加

　昨日、原宿で通り魔事件が起きた。二人の若い男がカップルを後ろから襲い刃物で切りつけたとの事。会社の後輩が丁度、その30mくらい後ろを歩いていたらしい。彼によると、二人組の男が突然後ろからカップルに走り寄っていき、そのうちの片割れがカップルの男の方の足やお尻を何回も刺した後、そのまま走り去ったとの事。

　それにしても怖い世の中になった。安全がただではなくなったと言うことなのだろうか。日本は世界の中でも優秀な警察を抱え、安全な国だと言われてきたが、その神話も崩れたのかもしれない。

　アメリカでは富裕層が隔離された地域社会に逃げ込み警備員付きの住宅地に住むようになった。一人の警察官が担当する住民数は、アメリカ三百八十五人、イギリス三百九十五人に対し、日本は五百五十六人。日本よりも多くの警察官を擁するようになった米国だが、更に警備員の数は警察官の数を上回るそうだ。

　日本も今後、東京がスラム化し、裕福な人だけが安全な地域に警備員付きで住むようになるのだろうか。

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