レニー・クラビッツ

　ＮＹ滞在中に良く聞いた曲がある。アパートにいる時は殆どＭＴＶをつけっぱなしにしていたのだが、しょっちゅう流れてくる曲の中に、滅茶苦茶格好良い曲があったのだ。今になって、あの曲は何だったんだろうと、気になって来た。

　ビルボードのチャートで４月〜７月にチャートインした曲をＣＤＮＯＷというサイトで聞いてみる。このサイトはＣＤの通販サイトだが、曲の"さわり"を視聴できるのだ。

　しかし、どの曲も、探している曲ではない。「あ、そういえばこの曲も、良くかかっていたなぁ。」とは思うものの、目指す曲ではないのだ。

　当時、もう一つ、格好良いと思っていた曲があったのだが、それは曲のタイトルとアーティストが分かっている。レニークラビッツのアメリカン・ウーマン。これも、ＭＴＶで頻繁に放映されていたのだ。そこで、一番格好良いなぁと思っていた曲のタイトルを調べるのは諦め、アメリカン・ウーマンが収録されているレニークラビッツの｢５｣というＣＤを買って来たのである。

　しかし、なんとこのＣＤの中に、その「一番格好良いと当時思っていた」曲も入っていたのである。曲名は｢fly away｣。ギターのリフが簡単なんだけどビシッときまっている。そのうえ、覚えやすく格好良いサビ。この曲を聴いていると、当時の状況、気持ちの昂ぶりを思い出してくる。

　レニー・クラビッツって、恥ずかしながら今まで聞いたことが無かったのである。日本でも人気があるアーティストで、来日もしているのだが、聞かず嫌い。ラップとファンクを合わせたような音楽でもやっているのだろうと、勝手に解釈していた。しかし聞いてみると、滅茶苦茶格好良い曲が何曲も入っている。お気に入りの一枚になりそうだ。

back to my homepage