歯医者

 小学校の時に行って以来、ニ十数年振りに、歯医者に行ってきました。歯科検診で行った事はあっても、治療のために歯医者に行った事は本当になかったんです。歯医者が嫌いという事ではなく、虫歯と言うものを経験した事が無かったから。歯科検診でも、「殆ど虫歯は無い」って言われましたから。

 しかし、流石にここ数日、奥歯の根元の痛みが続くので、同僚に良い歯科医を紹介してもらい、恐る恐る歯医者の扉を開けると。。。。。

 幾何学的な模様の室内空間、柔らかい室内光。そして受付には可愛い受付嬢。良いですねぇ。これだったら、毎日でも通いたくなる。

 しかし、診療が始まると悪夢に。まず、口内をくまなく調べられた後、レントゲン撮影。そして言われたのが、「お口のお掃除不足ですね〜」。要は「歯磨きしてねぇな!」ってこと。虫歯ではなく、歯石が歯の根元置くまで入りこみ、その結果歯茎が炎症を起こしているのだそうだ。で、歯石を全部とりましょうという事に。

 「痛かったら、左手を上げてください」と言われ、「なんで、歯石を取るのが痛いんだ?」と思ったのだが、これが間違い。歯茎の奥の神経にまで水圧ドリルが響く。本当に痛いのである。剥き出しの神経を錐で突つかれているような感じである。左手を挙げずに我慢していたが、身体は反応してしまう。「う、う、うぅぅ」。

 「やっぱり、痛いですか。それでは麻酔をかけましょう。」と歯茎に麻酔をかけられた。歯石の除去に麻酔をかけるなんて始めて知った。

 その後も、歯石除去は続く。麻酔をかけても、痛いものは痛い。そう言えば、虫垂炎の手術の時も、小学生にした四頭筋の手術の時も、麻酔注射は効かずに、結局全身麻酔を使ったのだった。

 やっと終わったと思ったら、「今日はここまでにしましょう。週一回くらいのペースでやっていきましょう。」との事。はぁぁ〜。やっぱり歯磨きは、大切ですね。虫歯にならなくても、慢心せずに、歯磨きを毎日励行しなければならないと痛感しました。今まで、会社で歯磨きなんぞしたこと無かったのですが、昼食後の歯磨き用に、歯ブラシと歯磨き粉を早速購入してしまいました。



back to my homepage


WebMaster:Kimihiko Uchida bobubeck@can.bekkoame.ne.jp
©copyright 2001 Kimihiko Uchida