復活

 サボり癖がついてしまい、先月は二回しか更新せずじまい。仕事がめちゃ忙しい〜って訳ではないのだが、ドラクエもなかなか終わらず、エッセイを更新する気がおきなかった。しかし、ようやくドラクエ7も終了。名誉のために言っておくが、ドラクエは発売時に購入したわけではない。二週間ほど前に仕事の同僚から借りたのだ。それ以来、在宅中はドラクエをずーっとやるという生活になってしまっていたのだ。

 ドラクエの評価については、今後に譲るとして、今日書きたいのは当然、ジェフ・ベック。今日からジェフ・ベックの東京公演が始まるのだ。当然の事ながら、東京公演の1日、2日、4日、5日のチケットは全て抑えてある。そして、先月には、ジェフ・ベックの新譜「You had it coming」も購入し、今回のコンサートへの準備は万端。

 コンサート前に、パンフレット、Tシャツ、ステッカーを購入して席につく。7時10分過ぎに会場が暗転し、鳥の鳴き声。そして、今回の新譜に収められている「Blackbird」がテープで流れる。そしてジェフ・ベック登場。約1年半ぶりの登場だ。逢いたかったよ〜。思わず、涙が。。。。

 一曲目は新譜から「Earthquake」。テープと実演のからみなのだが、テープと実際の演奏の音のバランスが今一つ。なんとなくしっくりこない。2曲目も同様。新譜からの曲なのだが、なんとなく、演奏が重く感じる。しかし、その後は、「Who Else」「Their and Back」からの曲で、演奏もばっちり。場内も徐々に盛り上がってくる。

 ジェフはいつも以上に、手を振り上げたり、ベースやドラムを煽るようなそぶり。そして会場を盛り上げようとする。

 そして「Rollin' And Tumblin'」。もう一人のギター、ジェニファーがボーカルを担当。実は、私にとって、新譜の中での一番のお気に入りの曲がこの「Rollin' And Tumblin'」なのである。ジェニファーがちょっと恥ずかしそうに歌うのがなんとも言えない。口パクじゃないかって書いてる人がいたけど、口パクではなく、実際に歌っている部分と、テープの演奏が噛み合わさっているんだと思う。

 そして「blue wind」の前奏が始まり、会場の盛り上がりは最高潮に。演奏終了後、ベーシストからメンバー紹介。「ジェフは喉の調子が悪いから」との事で、全て判明。多分、風邪をひいていて、今一つ乗らなかったのだろう。いつも以上のパフォーマンスは、調子が良いのではなく、自分を盛り上げようとしてのことのように思う。

 アンコールは「A Day In The Life」。これは、去年のコンサートでもやった、ビートルズの曲。さぁ、次は悲しみの恋人たちか?それともレッドブーツか?と思ったら、「コンサートは終了しました」の場内アナウンスで約1時間半のコンサートは終了。おいおいって感じ。「blow by blow」からの曲は無し。新譜「You Had It Coming」と前作「Who Else」からの曲中心。あとは「Their And Back」その他は少々といった曲構成。Blow by Blowでベックを知った私としては、やはり、スキャッターブレインとかフリーウェイジャム辺りを演奏して欲しいと思うのだが、それは贅沢というものなのだろうか。



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