探検

 NYに来て初めてのweekend。こちらに着いたのが先週の土曜日でしたから、初めてのというのは語弊があるのですが、先週は一時的な宿だったので全く落ち着いて生活することができませんでした。今のアパートメントに移ってきたのは月曜日。つまり、この界隈を探検するのが今日が初めてなのです。

 と言うわけで、まずは生活するのに一番重要な、コインランドリーを探すことに。スーパーは近くにたくさんあるし、レストランもしゃれた店が近くにたくさんあるので、食べるには困らない。しかし、コインランドリーが近くに見あたらないのです。アパートメントには、洗濯機がないので、コインランドリーは絶対に必要。まずは、アパートメントのすぐ隣にあるクリーニング屋に、コインランドリーの場所を訪ねる。言われた場所に行ってみたが、コインランドリーらしきものは見あたらない。で、そのクリーニング屋に下着や靴下も洗ってもらえるのかと聞くと、「問題ない。」との返答。下着の洗濯は量り売りらしい。1ポンド0.55ドル。これだったら、遠くのコインランドリーまで洗濯物を抱えて、エッチラオッチラ歩いて行くよりも、便利だし安上がりである。無駄に時間を費やすこともない。結局、洗濯物を全てクリーニング屋に頼むことにした。

 その後は、アパートの周りをぐるぐると歩く。ストリートが五番の目になっていないので、遠くまで歩いたつもりが、ふと気が付くと、自分の住んでいるアパートメントの前に来てしまう。それでも、何度か歩いているうちに、ようやく、理解してきた。私の持っている地図が間違っているのである。

 ニューヨークのほとんどの場所は碁盤の目になっているのだが、私の住んでいるところだけが、斜めの通りが何本が走っているため、複雑な配置になっているのだ。しかし、この斜めの通りを突っ切ると、ブルーノートにすぐに行けることが分かった。

 で、そのまま歩いていると、こんな光景に出会った。

 馬に乗った警察官。なんか、のどかで良いです。

 で、そのままさらに歩いていくと、こんな建物がありました。

 入り口はこんな感じ

 何かと思ったら、図書館でした。図書館がこんなお洒落な建物だと、勉強のしがいがあります。中に入ってみると、本当に静か。試験も近いので、ここで勉強することに。椅子もぼろっちい割には座りやすいし、静かなのではかどることはかどること。

 ふと周りを見渡すと、結構いろんな人が利用しています。学生らしきお姉ちゃんや、とっくに引退した思われるおじいちゃん。インド人らしきおばあちゃんも、真剣に読書していました。

 突然、黒人の男の人が大きな声で、何か叫びながら、こちらにやってきました。よくよく聞いてみると「あと3分!」と言っているよう。あわてて荷物をしまい、図書館を後にしました。とても静かで便利なのですが、普段の日が6時まで、土曜日は5時までしか使えないようです。


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