新居

 朝、全ての荷物を運び出してタクシーに乗り込む。今日の朝にチェックアウトをしなければならないのだ。しかし、新しく入るマンションには午後4時以降でないと、入れない。そして今日から研修が始まるので、荷物を持ってうろうろとマンハッタンを歩くわけにも行かない。そこで、今日はいるマンションと同じビルに二日前から入っている同僚の部屋に、全ての荷物をおかしてもらうことにしたのだ。しかし、その同僚の部屋は6F。荷物を抱えて上るには、ちと体力が必要。そこで考えたのが、タクシーの運ちゃんに、チップを多めに払い、運んでもらうというアイディアである。

 しかし、クリストファーについて、「荷物を運んでくれ〜」というと、「これから仕事があるから駄目だよ〜、ご免ね〜。」と体よく断られてしまった。

 仕方なく、自分で、エッチラオッチラ6Fまで荷物を運んだ。朝っぱらから、こんなに体を動かすのは久しぶりだ。

 そして、仕事が終わって、新居に入居。思っていたより断然綺麗。広さも、「狭い狭い」と言っていた割には、そうでもない。冷蔵庫だって大型のが備え付けてある。使わないと思うが、コンロだって付いているし、オーブンだって付いている。

はっきり言って、私の部屋よりずっと快適なくらいだ。難点と言えば、床が多少傾いていると言うことと、上の階の住人が歩くたびに、、メキメキと天井がきしむということくらいだろうか。

ベッドルームだって、狭いけど、綺麗にしてる。

 そして窓から見た景色もこんな感じ。まずは合格。3ヶ月間、快適な暮らしができそうである。



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